sekiの徒然日記

旧布野村に週末帰農を始めて18年で遂に解散。今後は尾道からsekiの徒然日記として再スタート。

蕎麦の粉ひき

2008-04-19 21:54:38 | 蕎麦打ち
以前使用していた石臼
 

1回目を挽いているところ


2回目の挽きが終ったところ



そば粉の完成(左のボールがそば粉、あとは蕎麦殻等)

 布野ダッシュ村では以前にも紹介しましたように蕎麦を自家栽培し脱穀・製粉し二八蕎麦を打っています、今日は蕎麦挽きを紹介します もともとは石臼が熱を持たずいいということで挽いていましたが5人前を挽くのに2~3時間かかることから根負けして現在は使用していません。

 現在は国光社のニューこだま号という製粉機を使っています、大まかな手順とすれば①まず玄蕎麦(殻がついたままの蕎麦)を粗引きし蕎麦殻と粗粉にする、②粗引きした玄蕎麦を20メッシュのトウシにかけ殻と粗粉に分ける、③分けた粗粉を再度挽き粉にする、④挽いた粉を60メッシュのトウシにかけて蕎麦粉とする。

 今日は玄蕎麦4.5㎏を前述の工程を行い2.7㎏弱の蕎麦粉となりました約6割の歩留まりです、本格的には玄蕎麦の殻を取り除いた丸抜きを石臼で挽くのがベストと一般的には言われていますが、わが布野ダッシュ村には玄蕎麦を丸抜きにする機械がなく玄蕎麦をそのまま挽いています。

 従って布野ダッシュ村のそば粉は蕎麦殻が一部は入っていますので田舎風蕎麦粉といえますが丹念に篩にかけていますので出雲系のほどの黒さはありません、むしろ白い方と思います、また蕎麦を打つときに使用する「打粉」は製粉技術がなく市販のものを使用していますがいずれ挑戦したいと思っています。

 いずれにしても2時間白い粉にまみれて奮闘し成果は2.7㎏、二八蕎麦にして30~35人分くらいです、実際にはこの後製粉機の臼の部分をばらして清掃再度取り付けて終了です、この清掃を怠ると次回に臼の目がつまり粉がでてこなくなります。

 他にも効率のいい方法があるのでしょうが現在の布野ブッシュ村の製粉のやり方は以上です、何しろすべてハンドメイドですから・・・・


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1 コメント

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大変ですね (もし亀)
2008-04-20 16:41:29
ある程度分かっているつもりでしたが、ホント大変ですね。
いただくのはあっという間ですが・・・
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