谷川連峰に少しだけ雪が残るころ
なだらかな裾野が広がる
飯士山
標高1111.5m
に登ってきました。
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遠くまですっきり見える快晴
という訳にはいきませんが
雨は降らないようなので
高速道路は土日は半額ですから
つい出かけてしまいます。
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西側のノコギリ尾根を登る道は
とこどき死者も出るやせ尾根ですが、
岩原スキー場から登れば
楽々登れるはずです。
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登山口のスキー場には
もちろん雪はありませんし
登山者らしき人もいませんでした。
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どこを歩けばいいのか
迷うくらい広い原っぱですが
歩き慣れたコンクリートの上を進みます。
珍しい花はないか
探しながら進み
15分後
ヒメハギ1株
ヒメハギ科の多年草
山野の日当たりのよい草地に
普通に見られる
茎の色が赤っぽいのと
紫の花の先にある白いものが
特徴的な花でした。
白いものは付属物だそうです。
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30分で左端のリフト終点に到着。
ここが本当の登山口のようですが
既に標高700mですから
残り411m。
地図は周遊コースですが
今回は④⇔③のピストンです。
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スキー場の先にミニチュアのような
市街地と高速道路
さらに上越国境の山々が
洗面器の縁のように取り巻いています。
去年登った方丈山848.2m
は正面の少し左側
湯沢パークスキー場の奥に見えます。
左に大源太山
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下の拡大した写真の
中央のピラミッド状の山
山頂付近の形状が
マッターホルンに似ています。
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ここで
十分満足できるかも知れませんが
山登りに来たのですから
先に進むことにいたしましょう。
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あまり整備されていない斜面が
いきなり始まります。
すぐに
やせ尾根になりますが
キレ落ちた斜面には
たくさんの樹木や草が生えているので
さほど恐怖感はありません。
登山道は
上るのは問題ありませんが
下るのが大変そうなので
ロープがたくさん下がっています。
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次第に虫が寄ってきて
いやな記憶がよみがえりますが
最悪の状況までは至りませんでした。
この日は甘く見て軽装です。
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花のイワちゃん3姉妹に
癒されながら登ります。
イワウチワ
イワウメ科の常緑多年草
ここでは終わりかけていました。
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イワナシ
ツツジ科の常緑小低木
低くて小さいけれど
葉の形が
木であることを主張しています
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イワカガミ
イワウメ科の常緑多年草
色が濃いなぁ
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花を楽しみながら
虫に悩まされつつ
リフトの終点から南峰まで
50分かかりました。
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谷川連峰の山々が
山頂だけ現れました。
途中で
小さい花用のカメラが
バッテリー上がりでリタイアし
準備不足を露呈。
残りはちょっと大きいカメラなので
しんどいなぁ
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つづく