甲斐駒ヶ岳山頂に9時到着でも
この日は、雲が上がっていました。
あまりお腹は空いてないのですが
荷物を減らそうと
山小屋に頼んだ弁当に手を付けます。
普通の稲荷寿司4個と卵焼きでした。
もう少しサプライズがあるといいかな?
山ご飯を楽しみにしている人もいるし…
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南側は
雲で見えない時間が多かったけど
何枚も写真を撮って
一番雲が少なかったものは
何とか全体が見えました。ただ、
北岳だけは雲が取れませんでした。
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仙丈岳は雲間から見えた山頂部が
一番きれいに撮れました。
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拡大すると、藪沢カールに
仙丈小屋が見えます。
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鳳凰山は、上に富士山が重なり
最高峰の観音ヶ岳を中心に
左右対称で
鳥が羽を広げているようです。
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西から北は時計回りに
AR(拡張現実)山ナビでご覧ください。
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中央アルプスから乗鞍岳
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北アルプスから高妻山
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八ヶ岳から武尊山
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関東の武尊山から雲取山
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北側は里の風景が広がり
単独峰からの景色に見えます。
雲がかかって山の形は
ハッキリしませんが
今までに登ったたくさんの山が
並んでいます。
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以前に登った3つの山からの
甲斐駒ヶ岳です。
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2017年6月の瑞牆山より
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2021年10月の鳳凰山より
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2024年7月の仙丈岳より
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深田久弥さんの
日本百名山より
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(中央線は)
釜無川の谷を左手に見下ろしながら、信州の方へ喘ぎながら上って行く。
さっきまで遠かった南アルプスが、今やすぐ車窓の外に迫ってくる。
甲斐駒ヶ岳の金字塔が、怪異な岩峰摩利支天を片翼にして、
私たちの眼を驚かすのもその時である。
汽車旅行でこれほど私たちに肉薄してくる山もないだろう。釜無川を
距てて仰ぐその山は、河床から一気に二千数百米も突き上げているのである。
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お花畑のような植物群はありませんでしたが
駒津峰から山頂までには
高山植物がいくつか咲いていました。
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ヨツバシオガマ
ハマウツボ科の多年草
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ミヤマツメクサ
ナデシコ科の多年草
葉が細く、花弁が尖っている
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イワツメクサ
ナデシコ科の多年草
花弁が深く切れ込み
10枚に見えるが、5弁花である
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オンタデ
タデ科の多年草
雌雄異株である
雌花
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トウヤクリンドウ
リンドウ科の多年草
胃薬になる
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タカネヒゴダイ
キク科の多年草
葉にギザギザの切れ込みがある
オシベの2本の柱頭が開いている
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甲斐駒ヶ岳山頂で50分ほど
雲に一喜一憂して
最短の双児山経由で下山します。
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つづく