穂高岳山荘からすぐの取付点が
奥穂高岳の難所です。

岩壁の高い所に梯子が2本見えます。

その上にも鎖場があり
見方を変えれば、15分くらいの
楽しいアトラクションになります。
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少し落ち着いた場所から
穂高岳山荘

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涸沢岳
標高3110m
穂高連峰第2の高峰です。

山頂に二人の登山者がいました。
この日の行程は移動距離が少ないので
個人で来ていれば登って
奥穂高岳を見てみたいと思いました。
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足元に終わりかけの白い花が
咲いていました。

クモマグサみたいですが
葉の形が違うようで調査中です。
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難所を超えると
岩を敷き詰めた緩い上りを
時々見える青空の下

雲で遠くは見えませんので
尖った山頂を目指して
淡々と進みます。
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尖った岩の上に人が立っていたので
あそこが山頂でしょう。

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その後は特別な難所もなく
穂高岳山荘から1時間で山頂に到着です。

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近くでハッキリと見えたのは
ジャンダルム

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昭和35年(1960年)8月の
ジャンダルム

骨格は変わりありませんが
所々、崩落して
全く同じ姿ではありません。
Ⅴ
涸沢岳

西側は平らで
後立山の山並に似ています。
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昭和35年8月はよく晴れて
裏銀座まで見通せています。

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白い雲の向こうに何があるのか
AR山ナビに教えてもらいました。
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<北>

AR山ナビはCGも表示できますが
だいぶ大雑把で
雰囲気しかわかりません。

無料なので仕方ありません。
涸沢岳や北穂高岳は近すぎて
山の形が表現できないためか?
表示されていません。
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<西>

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<南西>

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<東>

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風が弱くて雲がとれそうもないまま
下山します。
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難所の前でもう一度
穂高岳山荘を記録しました。

昼食でラーメンをいただき
スープまで完食し
塩分が体に浸みこみました。
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昭和35年8月

60年前ですから建物は別物でが
奥の小さな小屋が
おもちゃみたいでかわいいです。
屋根の上に載っている白い棒状の物は
何でしょうか?
Ⅴ
ザイテングラートの下りは
こまめに休憩をとって
涸沢小屋に2時半ころ到着です。

テントも少なくなりました。
休憩時間があったので
いつもは下山後の
ソフトクリーム(700円)をいただきました。

特別な場所でいただく
甘いものは特別においしいです。
Ⅴ
涸沢ヒュッテに戻ったら
逆光の中で、雲が踊っていました。

結局この日は、朝早い時間以外
雲がとれることはありませんでした。
残念です。
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夜までに時間がたくさんあって
丁度いい気温と絶景に囲まれて
デッキで生ビール(1000円)を
2杯もいただきました。

Ⅴ
最終日の朝は快晴でした。
ただ東の地平線には雲があったのか
真っ赤なモルゲンロートには
なりませんでした。

それでも日本で3番目の高峰を登った
満足感を抱いて長い下山路につきました。
Ⅴ
YAMAPのデータ
1日目
距離16.4m 上り959m下り162m
2日目
距離5.1km 上り938m下り938m
3日目
距離16.5km 上り170m下り965m
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1日目の歩数28119歩
2日目の歩数11648歩
3日目の歩数28679歩
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槍ヶ岳が見られなかったのが
1番の心残りです。
次があれば、北穂高岳から
大キレット越しの槍ヶ岳を
見てみたいです。
Ⅴ
end