気まぐれ日記

カメラを持って、花を主とした写真を撮っています

志賀島 金印

2015年11月15日 | その他

少し前にも触れていますが、この「志賀島」で発見されてもので一番有名なものが、この「漢委奴国王」と刻印されている国宝の「金印」です。

この金印の実物は、福岡市博物館にて保管されています。

当初計画では、この二日目に当たる10月27日はオープントップバスでの市内観光が、雨天のため急遽福岡市博物館見学に変更になりました。

そのため、特別展で展示されている、「金印」の実物に対面することが出来ました。

この「金印」は時々貸し出されて、各地の博物館等で見ることが出来るそうです。

最近では、例えば昨年東京博物館でも展示がされています。

今回参加されたメンバーの中にも、この東京で展示された「金印」を見に、東京博物館へ出かけた方がいました。

でも、何分一辺が23mm強と小さなものなので、大勢の見学者がいて、早く移動するように、と言われゆっくり眺めることもならなかったそうです。

でも、今回の特別展では、この国宝である「金印」の実物が展示されています。

展示ブースの中央に置かれた箇所には、私たち以外の入場者も殆どなく、思う存分、と言った感じで拝見させて頂くことが出来ました。

只、この実物の「金印」は、写真撮影が禁じられています。

そのため、撮影が許されているレプリカで、この「金印」をご覧頂くことになります。

でも、何分レプリカなので細部は潰れているそうです。

裏面の刻印部です。

鏡面での反射映像なので、押印時に相当する、正像を見ることが出来ます。

また、この「金印」は小さなものなので、大型ディスプレイで、拡大表示されるように設定されているところがあります。

そこでは詳細に見ることが出来ます。ただし、押印させていませんし、反射でもありませんので、反対に見えています。

その展示周辺も含めて写真を撮っておくべきだったと、反省しきりです。

このほかにも、黒田家伝来の「日本号」で知られる槍も、今回特別展として展示されています。

ただ、この「日本号」も撮影は禁じられています。ただ見るだけです。

この槍は、穂(刃長)二尺六寸一分五厘(79.2センチ)、茎一尺六分五厘(62.5センチ)、重さは912.7グラム、樋(刃中央の溝)に優美な倶梨伽羅龍の浮彫がある。拵えを含めた全長十尺六分余(321.5)センチ、総重量2.8キロ。無銘であるが、金房派の作と推定されている。

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