気まぐれ日記

カメラを持って、花を主とした写真を撮っています

五台山清凉寺 11月12日(4)

2015年11月20日 | はな

今回の観光バスによる京都観光第一日目の、続きです。

三尾地区の観光を終え、次に訪れたのが「五台山清凉寺」またの名を「嵯峨釈迦堂」と呼ばれているお寺さんです。

この寺には、「三国伝来生身釈迦如来像」と言われる国宝の如来像が安置されています。

「三国伝来生身釈迦如来像」とは、インド―中国―日本と伝えられた生身のお釈迦様、と言うことだそうです。

昭和28年に、始めてこの釈迦如来像を調査したときに、その体内から「絹製五臓模型」が発見されたそうです。

千年余前の仏像の体内に、この様な模型品が封蔵されていたと言うことは、驚くべきことで、当時の中国では人体内の臓器についての知識があった、と言うことに他ならないのです。

でも、寺院内の全てのものは撮影禁止となっています。

写真をお目にかけることはが出来ない以上、お話としてのものでしかありません。

始めに、寺院内でお坊さんからこのお寺についての説明を受けました。

最初に言われたことが、このお寺の名前には、サンズイ篇の「涼」ではなく、ニスイ篇の「凉」と言う字が使われています、と言うことです。

この「清凉寺」という寺名は、中国の「清凉寺」に由来するため、ニスイ篇の「凉」と言う字か使われることになったのだそうです。

まず初めは、この「五台山清凉寺」境内案内図です。

次は、この境内に配置されている様々な塔頭で、順に「本堂」、「仁王門」、「一切経倉」、「弁天堂」と「鐘楼」です。

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