「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

「アクティング・アウト・タイプ」 と 「アクティング・イン・タイプ」 (3)

2007年07月22日 20時56分38秒 | BPD,パーソナリティ障害の書籍から
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49059232.html からの続き)

 「アクティング・イン・タイプ」 の人は、仕事を続けることができず、

 実際の能力よりも 低い仕事に 甘んじていたりします。

 自傷行為や自殺企図,薬物乱用,自己批判など、自分を傷つける 行為を行ないます。

 それによって 自分の恥の感情から 免れようとします。

 このタイプの人は 自分が悪いと思っているので、

 専門家の助けを求めたり、障害者手帳のお世話になっています。

 典型として、マリリン・モンローが 挙げられています。

 大変な内面のもろさを 抱えていたということです。

 
 「アクティング・アウト・タイプ」 と 「アクティング・イン・タイプ」、

 両方の特徴を持つ ボーダーの人は、

 両極の真ん中、または どちらかに偏った位置にいます。

 例えば ダイアナ元妃がいます。

 摂食障害,自傷行為,うつ状態に 苦しめられながら、

 公の場で活動し、慈善事業を行ない、立派に二人の子供を育てたのです。

[出典:「境界性人格障害=BPD 実践ワークブック」(星和書店)] 

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/49100040.html
 
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