( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/53287728.html からの続き)
しかしながら、老眼のメカニズムについて、また色々な疑問が出てきて、
ネットで調べても なかなか納得がいきませんでした。
〔http://lasik110.net/eye.html〕
レンズに当たるのが 水晶体で 〔*注1〕、
その端に付いている 毛様体によって、レンズの厚さを変えて 焦点を合わせます。
なお、水晶体は 毛様体の力が 加わらない状態では、
元々は 分厚い (丸っぽい) 形状だといいます。
〔*注1:実は人間の目は、水晶体と角膜,房水,硝子体が合わさって、
レンズの働きを しているそうですが、
簡略のために 水晶体がレンズとして 話を進めます。〕
毛様体の中にある 毛様体筋の伸縮で、レンズの厚さを調節しますが、
年を取ると 毛様体筋が衰えて 縮みにくくなり、
目の焦点が 近くに合わなくなる (=老眼) のだと、僕は思っていました。
(筋肉は老化すると 縮む力が弱くなるから。)
けれども、毛様体筋が収縮して 水晶体を両側から引っ張ると、
レンズは薄くなるので、遠くを見る状態に なってしまうのではないか?
近くを見ようとするとき、レンズは 厚くならなければならないのだから、
そもそもこれは 矛盾するのではないか?
ネットで調べていくと、毛様体筋と水晶体の間に、
チン小帯 〔*注2〕 (毛様小体) というものが あることが分かりました。
〔注2:「チンコおび」 ではありません。 (^^;)
「チンショウタイ」 です。
「チン氏帯」 とも言い、人の名前ですね。〕
そして、毛様体筋が収縮すると チン小帯が弛緩して レンズが厚くなり、
毛様体筋が弛緩すると チン小帯が収縮して レンズが薄くなる、
という記述が 沢山出てきました。
しかし、これでも まだよく分からない。
近くを見るとき レンズを厚くするために、
チン小帯が緩んで、水晶体が元々の分厚い形になる というのは分かるとしても、
なぜ毛様体筋は これと反対の働きをするのか?
(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/53368130.html