「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

契約した部数を 刷っていない? 

2008年02月09日 23時06分49秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 新風舎は 著書の契約部数を 実際は刷っていないのではないか、

 という噂もあります。

 先日ミクシィに、拙著の在庫数が 思ったより相当少なかった と書いたら、

 「境界に生きた心子」 も 本当は5000部 刷られていない可能性が

 あるのではないだろうか、というコメントをいただきました。

 裏話になりますが、そのコメントへの返事を 転載します。 (^^;)

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 「境界に生きた心子」 の 最初の契約は500部で、

 僕が支払ったのは その分だけです。

(その金額が適正かどうか という話ですが、この本に関しては

 僕はただ 世に出したい一心で、金銭的なことは 度外視しています。)

 増刷の分 (4500冊) は 新風舎の支出で、

 新風舎が その数をごまかして 僕に言ったとしても 意味がないので、

 それはないと思います。

 新風舎からは3ヶ月ごとに 実売数の報告と、印税の振込がありますが、

 昨年9月の時点で 実売数が約3000部。

 その前の3ヶ月の 印税まで振り込まれていて、それ以後は 報告がありません。

(この頃から、社員の給与の支払いも 滞り始めたようです。)

 その後も、Amazon を見ていると 拙著はある程度 コンスタントに売れていますし、

 市場に出回っている分も あるのでしょうから、在庫は千何百だと思います。

 それまでも、書店から返品されてきて 汚れたりしたものは、

 カバーを取り替えるなどして 再出荷を繰り返していたそうですが、

 それができなくなったので、

 新品として出荷できないものが 相当数はあるのだろうと思います。

 新品が200余りだと聞いて、素人考えで 少ないとは思いましたが、

 実の所は分かりません。

 ただ、口先だけで実際は 5000刷っていないということは、

 拙著の場合 ないだろうと思います。

 ご心配いただいて ありがとうございました。

 またよろしくお願いいたします。m(__)m

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 余談ですが、出版前に担当の編集者から、編集会議の経緯を 聞いていました。

「初版の部数が 増やされることになった」

「今 3000にするか5000にするか 検討している」

「営業の人間が 強く推してくれている」

「社長は、そんなに刷って大丈夫か、と言っている」

 で、最終的に 5000になった次第です。 (^^;)
 
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「境界に生きた心子」 が 帰ってきました。

2008年02月07日 23時52分28秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 今朝、新風舎から 「境界に生きた心子」 が 送られてきました。

 比較的 早かったですね。

 状態は良好で、200冊に おまけが2冊入っていました。

(不備があったのは、佐川急便のおじさんが

 着払いのお釣りを 渡し忘れかけたくらいでしたね。( ^^;))

 無事に届かない 可能性もあるという、

 一抹の不安も ありましたが、ひとまずは 胸をなでおろして 一段落。

 でも、本来 する必要のなかった 心配と出費でした。

 これから 拙著が無事に 読者の元へ渡っていくか、不安は続きます。
 
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「仰天ニュース」 への連絡、その後

2008年02月06日 22時59分08秒 | 「世界仰天ニュース」でBPD誤報
 
 「世界仰天ニュース」 のプロデューサーから、

 直接 僕に連絡をくれるという 約束になっていますが、全く 音沙汰がありません。

 こちらから 何回電話をしても いつもプロデューサーには繋がらず、

 「伝えておく」 という システムにしかなっていないため、一向に埒があきません。

 皆さんのご協力をいただいて、多くの意見が 届いているにも拘らず、

 梨のつぶてのプロデューサーは かなりたちが悪いのではないか と感じます。

 連絡の約束は守るのが 普通の社会常識ですし、ましてや本件は、

 とても重大な人権問題を 含んでいるのですから。

 皆さんの声が 看過されていることは、本当に申し訳なく思っています。m(_ _)m

 この調子では、もしプロデューサーと 連絡が付いても、

 我々の希望が 聞き入れられることは 期待できないでしょう。

 日本テレビの 「放送番組審議会」 に、今回の経緯を 伝えるつもりです。

 その際に、皆さんの訴えの存在は 大きいと思います。

 また、先日 新風舎の件で NHKの取材を受けたとき、

 記者の人に相談して 知恵を拝借しました。

 日テレの報道局に 直接、ボーダーに関する 情報提供をするということです。

 報道番組の記者ならば、こういう問題にも

 真面目に関心を 持ってくれるかもしれません。

 もちろん 番組として取り上げるかどうかは、先方の判断次第ですが。

 誠意や問題意識のない プロデューサーを相手にしているより、

 直に報道局に 働きかけた方が良策でしょう。
 
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Amazon 「e託」 可能に

2008年02月05日 19時50分17秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 先日の記事に、Amazon の 「e託」 という販売方法が

 使えなくなったと書きました。

 しかし、ミクシィのコミュニティ 「新風舎問題を考える」 のお陰で、

 e託が 登録可能になりました。(!)

 Amazon と交渉してくれて、

 Amazonが個別に対応する ということになったのです。

 本当にありがたい限りで、感謝の念に堪えません。

 本をe託に 登録することによって、

 今までと同様に Amazon で購入してもらうことができます。

 一番重要な販路を 確保できたわけで、

 「境界に生きた心子」 は当面 読者の手に届けられます。

 ただ、新風舎から 引き取ることができた在庫は 200冊のみ。

 残りは 書店からの返品で 汚れなどがあり、新品として出荷できないものです。

(通常は カバーを取り替えたりして、再出荷するのですが。)

 その先は (或いは 並行して)、再出版を 考えなければいけません。
 
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管財人の正体? 

2008年02月04日 21時55分28秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 管財人は、裁判所によって選任され、中立公正な立場で、

 破産した会社の 資産の管理・処分、債権の弁済などを 行なう役割です。

 ところが、新風舎の管財人である 弁護士が、

 在庫本を断裁する 倉庫会社の取締役であるという、不可解な情報がありました。

 ネット上の情報なので、真偽は明らかではありませんが、

 その倉庫会社のHPにも 載っています。

 もしも これが事実だとすると、

 管財人が 倉庫会社の便宜を図った ということもあり得ます。

 在庫本の保管料 (月に2000万とか?) を 削減するために、

 自著購入期限を 突然1ヶ月前倒しして、著書を断裁するという……?

 軽々に考えては いけないことですが、真実を知りたいところです。
 
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心子が好きだった雪

2008年02月03日 22時28分27秒 | 「境界に生きた心子」
 
 今日は、東京に 雪が降りました。

 「境界に生きた心子」 から 抜粋します。

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 葬儀の二日後、東京に 雪が積もった。

 心子の好きな 雪が。

 心子に 見せてあげたかった。

 窓から 心子の写真と並んで 雪景色を眺めたあと、

 写真を抱いて 雪の中を歩いた。

 心子の上にも 白雪は降り注いだ。

「しんこ……見えるか?

 真っ白い雪だよ。

 きれいだね……」

 この雪が もう少し早く 降っていたら、

 心子を 思い止まらせることが できただろうか……?

 その晩、僕は心子と 雪見酒を飲んだ。

 心子が 一緒に飲みたいと 言っていた。

 涙酒だった。

 しんしんと、雪は降り続けた。

 永久の旅路に発った 心子を弔うかのように……。
 
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良くない知らせ

2008年02月03日 07時38分58秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 Amazon の 「e託」 という 販売方法が、

 新風舎の書籍では 登録できないという情報がありました。

 e託というのは 購入者の側から見ると、

 普通に 出版社から書籍を購入するのと 変わらないので、

 一番 有効な方法だと 思っていました。

 在庫購入前から、登録できなくなるかもしれないという 可能性は聞いていましたが、

 重要な販路が 失われました。

 前途多難でしょうが、これからも 心子の本を 人々に届ける努力をしていきます。
 
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情報錯綜

2008年02月01日 23時36分11秒 | 新風舎から星和書店へ、新たな歩み
 
 今日、代金を現金書留で送りました。

 ところが その後に、Amazon で 新風舎の本が 絶版扱いになるとか、

 個人で出品もできなくなる などという情報が 入ってきたりました。

 もしそうだとしたら、大量に引き取った本を どうすればいいのか、

 右往左往させられています。

 後者の情報は 間違いだったということが 分かりましたが、

 こういうことを調べるのに 時間がかかるから、

 購入期限を突然 打ち切られるのは困るのです。

 今後は Amazon に個人で 出品していくことになるだろうと思います。

 そして 再出版の道を……。
 
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