朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

嵐電で嵐山へ

2010-12-04 | 京都の文化(秋)
京福電車に乗って休日の嵐山へ。



御室仁和寺駅から乗った北野線では一両の電車でした。ごとごとと走るトラムには独特の郷愁を感じます。昭和の香りとでもいうのでしょうか。



京福の嵐山駅構内はお土産、飲食、トイレ、待ち合わせで新宿駅西口のような大混雑。

駅前の通りを北に行きて途中で左折し天竜寺裏門の脇を通ります。



JR山陰線の古い線路を利用したトロッコ列車が真下に見えました。きっと予約で満員でしょう。





林の中にある喫茶店、西洋人形(古い表現!)の展示販売もしているようで、道から見える木の枝に文字通りの「看板むすめ」がブランコしていました。

...

「京福電気鉄道」のこと: 今まで、この会社は大昔に京都と福井を結ぶ鉄道を計画してそのことが社名になったと思っていました。それで、嵐山から福井までどういうルートを考えていたのだろうと不思議でした。この記事を書くため、Wikipediaで調べると:

"京福の社名は、鉄道事業を行っていた京都と福井それぞれの頭文字を採ったものだが、京都と福井を結ぶ鉄道計画があったわけではない。京都は祇園を始め夜間の電力需要が多く、福井は逆に織物工場が稼動する昼間の電力需要が多いため、互いの電力を融通するために前身の京都電燈が建設した「京福送電線」が語源となっている[1]。"

なんと電力事業が発端だとは!! しかも「祇園」と福井の「織物」がご縁。

「てっちゃん」「鉄女」のブームが昔から続いています。Wikipediaの鉄道記事が詳しくて長文になっているのも、きっとそのせいでしょう。

コメント (5)
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