朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

スティーブ・ジョブズは仏教徒だった!

2011-10-13 | もろもろの事
”なにしろ、若き日のスティーブは、一学期あまりで大学を中退して、インドへ出かけた。たんなる観光ではない。托鉢修行僧に近いかたちで放浪して、仏教にのめり込み、生涯にわたって信仰を捧げるようになった(以前、スティーブといっしょに日本を旅した折りに、スティーブが通りかかったある寺を指さして言った。「インドを旅したあと、あの寺に住み込んで僧侶になろう、と決意したんだ。スティーブ・ウォズニアックと始めたあのささやかなプロジェクトさえなければ、本当にそうなるはずだった」・・・”(下線は筆者)
 筆者注:「あのささやかなプロジェクト」とは、初代Macの開発のこと。
 引用:「ジョブズ・ウェイ 世界を変えるリーダーシップ」、p.29、ジェイ・エリオット (著), ウィリアム・L・サイモン (著), 中山 宥 (翻訳)、 ソフトバンククリエイティブ (2011/8/3)



まだ1/4くらいしか読んでいませんが、こんな文章を見つけて驚いたので引用します。



原著者の一人、エリオット氏はジョブズより十歳以上年上だが、彼の左腕でした(ジョブズは左利きだった)。初代Macの開発から発表に至るまでアップル社の上級副社長として常にスティーブの近くにいて助言しそして聞き役であったと書いています。当時24歳のジョブズと知り合ったのはレストランの順番待ちをしていたとき、ある新興のコンピュータ会社の倒産を伝える同じ新聞記事を二人が偶然読んでいたことからでした。

”Mac開発チームの規模は大きくなっても百人以上にはしない、スティーブは早くから決めていた。(中略)簡素さを重んじる、仏教の信仰にもとづいた方針だろう”
(同書、p.64)

追記:
下記のブログによれば、”彼の苦悩を救ったのは曹洞宗の僧侶、乙川弘文だった”と書かれています。

”スティーブは禅における「簡素」の教え、「余白の美」にも大きな影響を受けたとのこと。何が必要なのか見極め、いらない部分は思い切って削る。これはアップル社での商品作りに大いに役立ったといわれている”

出典: http://happism.cyzowoman.com/2011/10/post_179.html


ジョブズ氏の革新に影響を与えた思想とは―― 日本の禅僧と長年の交流 (CNN.co,jp)
http://www.cnn.co.jp/fringe/30004202.html

乙川弘文(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%99%E5%B7%9D%E5%BC%98%E6%96%87
コメント
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