朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

米国の大学、イノベーション、教育

2012-05-17 | アメリカ2012
マーク・ザッカーバーグ、ラリー・ペイジやセルゲイ・ブリンのような若者が、なぜ日本から輩出できないのだろうか?
・・・大昔には、松下幸之助、井深大、盛田昭夫、本田宗一郎が生まれたのに・・・

 ※注:マークはFacebookの、ラリーセルゲイはGoogleの創業者。



理工学系の学部学生が、夏休みの10週間にインターンシップ実習をするプロジェクトを紹介します。

若い生徒・学生に、多様な経験をさせること、社会の実像に触れること、単に技術や技能だけの学修に閉じない。
一方、我が国での製造業と(過剰品質的)販売業に特化した日本的・職業訓練的な高等教育でいいのでしょうか。



カリフォルニア州の州立大学(日本での国立大に相当)、UC Irvine校の広告ビラ。

ITを応用した社会的なテーマで、大学の先生が指導するチャレンジングな研究を体験します。そして、お金をいただけるとは・・・

なんと、学生には2,000ドル(約16万円)が支払われます。プロジェクトの実習と研究に加えて、毎週、特別セミナーの講義もあります。
 ・・・ただしFellowshipといって、応募し選抜制で合格するとこれが受けられる特別のコースですが。

こんな多様なトレーニングを受けられる米国の一流大学。

日本と比較してみると、日本の大学にはなにか足りないことがあるとおもいました。

日本の学生や大学教員・職員、産業人たちが気がついていないことを考えてみたいと思います。(つづく)

コメント (2)
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