大原の里を北上していくと滋賀県に入り、「途中」トンネルを抜けると琵琶湖畔の堅田に出る道と、さらに北上して朽木(くつき)谷に抜ける峠を越える道に別れます。
今回は朽木を目指しました。
安曇川(あどがわ)堤防の桜並木はすっかり葉桜になり、水田では田植えの準備に余念がありません。
植林された杉の濃い緑、広葉樹若葉の黄緑など、グラデーションの彩りが爽やかでした。
谷間を抜けて、琵琶湖が作る平野に出ました。
たんぽぽの綿毛が、白く輝く球形を並べています。
カラスノエンドウ。
スカンポの一種かな?
レンゲの畑。
最近は見かける機会が少なくなりました。レンゲの根には空中の窒素を固定する作用があるので肥料として栽培されていたのですが、化成肥料を撒くほうが手間がかからないから減少したのでしょうか。
JR湖西線の高架線路が遠望できて、特急電車サンダーバードが走るのが見えました。