玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

水がない場合

2019-07-17 01:25:52 | 
 不耕起栽培を行う場合、ふわふわトロトロ層を作り雑草を発芽させないようにすれば田の中で草取りをしなくてすむ。そのための基本的な条件は、

 粘土質の田。
 3月中旬に水を入れる。
 粳ヌカを確保できること。

 この三つの条件が整えばふわふわトロトロ層ができるので田植え後、田の中に入らなくてすむ。

 玄米ごはん族では、

 粘土質の田もあるが砂質土の田もある。
 3月中旬に水はこないが4月上旬になれば勢いよく水が出る。
 玄米で販売しているので粳がない。

 これでは粘土質の田でも無理だ。
  
 コナギは除草するとますます出てくるような感じだ。麦を埋め込んだ田と雑草を埋め込んだ田を比べると、
 麦後の田ーーー除草無し
 雑草後の田ーー除草1回
では、除草1回の田のほうがコナギが成長している。
 掻き回せば掻き回すほどコナギは大きくなるようだ。

 昨年は、中耕除草機をだいぶ遅れてから購入したのでコナギに負けたのだろう、と思っていたが、田植え後5日から10日の間に中耕除草をしても効果は、無い、とわかった。一回で終わらせてはダメで、十日ぐらいたったらまた中耕除草機に引かれなければならない、と説明書にある。だが、二回やったところでもコナギはすくすくと育った。三回目はまだだが、ずいぶんつまらないことに見えるので、かえってやらないほうが良いだろう。

 一旦田面を掻き回せば、ずうっと掻き回さなければならなくなる。そういうことをやめて静かにそっとしておけばふわふわトロトロ層ができて田の中に入る必要がなくなるかもしれない。


 田植え後なら中耕除草機で掻き回さなければ、ふわふわトロトロ層ができるかもしれない。どうすれば作れるだろう。



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