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Mikuのブログ

ネット警察(中国)が削除した記事を読んでみよう!

2014-01-27 22:30:27 | 中国・北朝鮮・共産党・尖閣国防問題

【早賢の多次元総研・第4回】

ネット警察(中国)が削除した記事を読んでみよう!

http://the-liberty.com/article.php?pageId=2&item_id=7302&

 

長年の中国ウォッチャーからすると、最近の習近平政権は、いささかヤキがまわってきたというか、焦っているというか、どうも奇行が多いそうだが、そんな風情は、ネット警察の"消しゴム作業"にもよく表れている。今回の「多次元総研」では、そんな中国のネット空間における、抱腹絶倒モノから結構深刻なケースまで、今では警察に削除されて存在していない「中国人のホンネ記事」をいくつか紹介しよう。

 

【その1】

李克強氏が首相に就任して1カ月ほどたった昨年4月、四川省で大地震が発生し(負傷者1万人以上)、新首相がさっそく現地を慰問に訪れたのは良かったものの、「同氏がTVカメラの前で、庶民と同じ朝粥をすすっているシーン」が延々と全国放送されて、多くの中国人が違和感を持ったそうだ。

 

すると早速、大量のネットユーザーが動いて、「実は当時、被災地の山奥は家屋が全壊していて、そもそも、火の通った"お粥"を作ることなど不可能」であったことがわかり、これは「平民宰相のイメージを作ろうとした同氏によるヤラセ番組」であることがネット上暴露されて、李首相は就任早々、大恥をかいた(日本では一切報道されていない)。同首相を批判した大量の書き込みは、焦ったネット警察によって、次から次へと削除されていったが、「それにしても」である。

 

≪筆者コメント≫

これは、広報対応としてみたら、最低の部類だろう。「視聴者がどう反応するかが読めていない」というのは致命的欠陥で、同じ調子で外交を展開して、世界中の「鼻ツマミ者」になっているのに、「当人は自分達が嫌われている理由がわからない」という、現在の中国を象徴する出来事だ。「相手の気持ちがわからなくなる」というのは、独裁政権の最大の弱点である。

 

【その2】

昨年10月に北京天安門広場で、ウィグル人による車両突入爆破事件が起きて、中国政府を震撼させたが、実はそれ以前(同年5月)にもっと恐ろしい事件が起きていた。北京市の中心部で、安徽省出身者による1万人規模の抗議デモが繰り広げられ、武装警察等は100台以上の車両と、何とヘリコプターまで動員して、必死の鎮圧作戦で抑え込んだのである(これも日本では報道されていない)。

 

原因は、安徽省出身の22歳の女性が、半公務員の警備員6人に暴行・殺害されたことがきっかけだった。これは「地方(安徽省出身者)に対する差別」「所得格差の拡大」など、本来、社会主義国・中国にあってはならないことが原因となって起きた事件なので、政府にとっても、国の根幹を揺るがす問題を孕んでいる。

 

習政権も焦ったのだろう、ネット上の抗議の声(記事)は次々と警察によってかき消され、武装警察まで動員して鎮圧するという「最大級の対応」となったが、これが今の中国の実態である(繰り返すが、日本のマスコミは報道していない)。

 

【その3】

抱腹絶倒モノをもう一つ。昨年10月、習近平政権は、中国全土の25万人の記者に対して、以下の通達を出した。

  • (1)今後、全国の記者に対して、国が統一試験を実施する。
  • (2)この試験に合格した者にのみ、期限5年の「新聞記者証」を発行する。
  • (3)試験に先立ち、約20時間の記者研修を行う。
  • (4)研修の内容は、「中国型社会主義への道」、「マルクス主義的報道観」、「記者が守るべき法規」などについてである。

 

≪筆者コメント≫

断っておくが、これは1960年代の文化大革命の頃の話ではない。ここまで来ると、「呆れ」を通り越して、「哀れ」を感じてしまう。

 

【その4】

一昨年、尖閣問題に関連して、中国全土の約100カ所で突然爆発した「反日デモ」による焼き討ち、略奪、暴行については、記憶に新しいと思うが、各地の破壊行為の先頭に立っていた男達が、皆、同じヘア・スタイル(丸刈り)、同じ服装(白シャツ)で、同じサイズの棍棒とラッパを持っていたことに着目して、多くのネットユーザーが一斉に、公開情報等を元に扇動者の人物特定(氏名・所属組織など)に走った。

 

その結果、彼らが全員、現地の公安関係者であることが判明し、氏名、所属部署、顔写真付きでネット上にバラされてしまった(暴露された情報の中には、「派出所の場所」から「所属する交通機動隊の中での肩書き」まで含まれている)。

もちろんネット警察が、あわてて消してはいっていたが、本来こういう情報は、日本のマスコミこそが報道しなければならないことだろう。彼らが北京や上海の支局を人質に取られていて、手も足も出ない様子が良くわかる。

 

しかし、チベットやウィグルでは、そういう彼らが現地人に扮して合法デモの先頭に立ち、平和的請願運動を暴力事件に変質させて、武力鎮圧(虐殺)の口実を与えていることは、広く知られている事実である。「中国の真実」を広く知らしめることが、世界にとっても、中国人にとっても必要なことなのだ。

日本でも、日本人に扮していろいろ悪さしてますね

十八番なんだ

一番やってくれたのが“南京大虐殺”

日本兵のふりをして日本人を虐殺した

 


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