《本記事のポイント》
・ボーイング機が相次いで事故を起こし、各国は運行停止を命令
・中国は貿易交渉で、この事件を大いに利用するだろう
・航空機業界をめぐる覇権争いが起きている
エチオピア航空の米航空機大手ボーイングの旅客機「737MAX」が、10日午前に墜落事故を起こし、乗客・乗員157人が亡くなったことは、さまざまに報じられている。インドネシアのLCCライオンエアの同型機も、昨年10月に墜落事故を起こし、189人の死者を出したばかり。相次ぐ事故により、同航空機は運行停止に追い込まれている。犠牲者の冥福を心より祈りたい。
(続きは以下のURLより)
https://the-liberty.com/article.php?item_id=15539
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「中国は、経済圏構想「一帯一路」に参加する国々に輸出をかけ、長らく航空業界をけん引してきた米欧を駆逐するだろう。アメリカはそれを警戒し、トランプ氏は「アメリカ・ファースト」を掲げ、製造業を守ろうとしているのだ。」
このようなアメリカを尻目に、日本の政府と製造業はまったく中国に対する警戒心はありません。
家電、衣料、食品、様々な中国産が日本に浸透していますが、バスも中国産になろうとしているのを皆さまご存知でしょうか。三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)が、中国のYUEDA社と小型バスの製造委託契約を2014年に締結したことを発表しております。こうして日本は製造技術を共産国に売り渡しているんですね。・・・お金をもらってるのかさえもわかりませんが。https://response.jp/article/2014/11/12/237141.html
その翌年には、中国メディアの環球網が2月28日、中国の電池・自動車メーカーである比亜迪(BYD)製の「K9型」電気バスが京都急行バスに導入されたことを伝えている。https://www.excite.co.jp/news/article/Searchina_20150304024/
そして2016年には、東京・八王子で自動車整備・輸入販売などを手掛けるオノエンジニアリングが販売した、中国産の中型バスが初稼働しております。https://www.bushikaku.net/article/52084/
その2年後、去年の春には、前述の日本に突如出現した「BYD」の電気バスが今度は沖縄で10台運行しています。https://bestcarweb.jp/news/business/2346
この分だと中国製の自動車が日本でシェアを占めるのも時間の問題では・・と危惧してしまいます。それを政府も止める気がないのであれば、日本の自動車製造業は“一段進んだ乗り物”の発明、開発をする必要があるのではないでしょうか。
ところで中国のバス「BYD」は日本の過疎化する地域に目をつけ、コミュニティバスの販売に力を入れようとしていることを今朝のテレビニュースで報じられていました。それ見て思ったんですが、なぜ日本の製造業はそこに着手してなかったんでしょうねーー!これは共産国に、日本の過疎地域をリサーチする良いきっかけを与えてしまうことになるんだと思うんです。
中国は、北海道をはじめ日本の地方の土地を買い漁っていますが、あまり問題視されてもいません。こんな中国が日本の隅々に点在する過疎地を販売の名目で調査してきたら・・考えると・・・恐ろしい限りです・・・。