”遊山乞食” 山と温泉と

"yusankotujiki" 軽自動車(スバルサンバー)に車中泊ぶらり旅 ~カテゴリー【索引】にリンク付一覧~

銚子ヶ峰 1,810m

2006年06月07日 | 
前夜発、白鳥道の駅長滝に午前1時着、車3台だけ・・少しアルコール飲んで熟睡。6時起床し、石徹白に向う中居神社横からいとしろ大杉までの林道は前日観光協会にメールで開通を確認済みだ。所々に小さな落石有るも問題なく通過、7時広く綺麗な登山口駐車場に到着。車無し、今日は静で良さそうだ、水、トイレ、東屋もあり駐車場の下にはテントが張れそうな広場も有る。カセットコンロでお湯沸かし、ラーメン作って食べた。

               <<広い駐車場、フィルム貼ったので窓真っ黒>>


そろそろ出発しようと準備していると小型バスが到着、20人ほどのシニア団体登山だ、途中で一緒になるとうるさいので急いで先に出発する。石の階段登ると「いとしろ大杉」が・・たしかにデカイ。一応写真撮って先に進む。

               <<いとしろ大杉>>


さすが歴史ある美濃禅定道、よく踏まれて解り易い道だ、おたけり坂を過ぎると背後に野伏ヶ岳等が見えてきた。こちらの雪は殆ど溶けたようだ。山スキーでここからぐるりと野伏ヶ岳まで周遊する石徹白周遊コースというのが有るが、行けたら楽しいだろうな。

         <<左端が野伏ヶ岳、こんな方向から見るのは初めてだ>>


天気も上々で気持ちよい。しばらく行くと神鳩神社避難小屋の赤い屋根が見えてきた。中を覗いて見た。ランプにガスコンロ、石油ストーブ、寝袋まで置いてある、水場もすぐ近くに有る様だ、無料の小屋とは思えない清潔で快適な小屋だ。

                       <<避難小屋>>



樹林帯を抜けると残雪を頂く別山が見えてきた。展望もいいし快適な縦走路だ。雪も出てきた。前方にはこれから向う銚子ヶ峰、その先にポコポコポコと一の峰、二の峰、三の峰そして別山と素晴らしい景色だ。このまま白山まで行きたい気分に成ってきた。しかし休憩無しで14時間かかるようだ、このコースいつか歩いてみたい物だ。

銚子ヶ峰10:50到着、今日の1番乗りだ、途中誰とも出会わず、山頂も無人。一人景色を楽しむ。立派な方位盤が有った、しかし素晴らしい展望だ。残雪と新緑。最良の時期に来れて良かった。


予定より早く着いたので一の峰まで行って見る事にした、一度ピークを越え降下し登り返す。一の峰 11時半。ここで昼食。12時まで休憩した。後2時間早く出発していたら、三の峰まで行けたのに、残念。


                      <<一の峰>>


12時下山開始、銚子ヶ峰には3人パーテイが休憩していた。団体さん達は何してるのか、姿が見えない、もう下山したのかも・・更に下った避難小屋前の広場に団体さんが居た。休まず進み2時半に駐車場に戻った。朝はバス一台だけだったが、乗用車が5台停まってた。登山口の水場で顔洗い車に戻る。車をキャンプサイトの木陰に移動し缶ビール二本飲んで4時まで昼寝した。酔いも醒めたので駐車場に戻ると車は1台だけになっていた。林道を下り自宅に6時半着。

天気良し!景色良し!でも下りによそ見してたら転んで膝擦り剥いて血出た、バンドエイド持ってて良かった。今回は久しぶりにplatypusの1L ハイドレーションシステムを利用した、いつでも水分補給出来るのでやはり便利だが。水が体温で生ぬるく成るのと吸い口の可塑剤の臭いが気に成る。でもこれからの季節には有効だ。
コメント
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