多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

どうも今一つ…国立劇場11月歌舞伎『坂崎出羽守』『沓掛時次郎』

2017-11-12 | 歌舞伎つぶやき
国立劇場、11月歌舞伎公演です。

『坂崎出羽守』ですが左團次・梅玉・亀蔵・梅枝はいいのですが肝心の出羽守の松緑が今一つ。
というのも山本有三の作の芝居ですが、スピード感はあるが後半の話の組み方が弱くこれでは役者が頑張っても見せ場が…という感じで、松緑が熱演しても芝居に力をもたせるのは難しいというところでした。

その点『沓掛時次郎』は長谷川伸の新歌舞伎の名作です。
それが今度は松緑・亀蔵・楽善ら脇役はいいが時次郎の梅玉がおとなし過ぎメリハリも一つ。
なかなかうまくいかないものですな。
股旅任侠物ですから主役の時次郎、もっととがって危ない役者だったら違っていたかも…でした。

ネットショッピングみたいな評価をするなら、☆☆★★★というところでしょうか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

尖閣・南シナ海だけでない…太平洋も狙う中国の海洋侵出

2017-11-12 | Weblog
昨日はトランプ訪問に隠れて中韓が関係修復合意しているぞという話でした。
中韓関係回復合意が南朝鮮の成果なら、太平洋に侵出するぞとトランプの前で言えたのが中共の成果かも。
逆説的な意味でよくぞ言ってくれました。
マスコミ、安倍首相と習近平会談で友好ムードを報じていますがそれもこの脈絡でとらえるべきでしょう。

日本、中共の海洋侵出と言えば尖閣の東シナ海と+南シナ海にしか注意が回っていません。
そこであえて太平洋も狙っているそぶりを見せてくれたのは日本人に対する警鐘ともいえます。
一方の日本では関心が薄いその中で注意を喚起した人を強いて挙げれば例の猪瀬直樹さんでしたが…。

それにしても中共、大それたことを考えているものです。
いずれ少子高齢化と人口ボーナス消滅の運命が待ち受けているのに、太平洋を中国人で満たそうとでも思っている?

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする