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多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

冬に曇ると…

2009-12-16 | Weblog
多摩川でも夏の晴れた日が気持ちがいいに決まっていますが、冬の曇った日、しかも天気が崩れかけて12月の弱い日差しで日の暮れかかった夕方、とこれだけ並ぶともう陰気の極ですが、この写真がそれです

このあたり、割合に草木の緑が豊かですが冬になるとこういう具合に枯色一色になる。考えようでは季節の変化がはっきりしているわけで、コンクリートで固められて一年中季節感が乏しいのよりはいいかもしれない

なお写真の真ん中あたりの浅瀬に群がっているツブツブはウで、背景の鉄橋は南武線です

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かなり深刻… 自転車事故

2009-12-15 | Weblog
自転車人はご存じと思いますが、目下、多摩川サイクリングロードの府中区間では、自転車事故防止対策が進められています。と、市の広報みたいな言い方をしましたが死亡事故も発生とかで事態はかなり深刻なようです

車の事故と同じで、余程強運(?)でなければぶつかる場面に出くわす機会はないでしょうが、事故の直後を通りかかったことは自分も何度かあります。写真みたいな大型の看板も建って、こんな大きくて丈夫な看板に間違ってぶつかると痛いだろうなあ、など余計な心配をしたりします

自転車人にアピールしたいならこういうマジメ一筋・お役所型のおカタい看板より、先日自転車事故に遭った谷垣自民党総裁のマンガでも看板にすればウケるのではと思いますが、そんなことしたら民主党が文句を言うだろうな

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狛江五本松冬景色

2009-12-14 | Weblog
昨日は冬枯れのススキの原でしたが今日は冬の狛江の五本松です。松の木は常緑では、どこが冬景色だ、と言うかもしれないが写真を見ればとにかく冬の雰囲気でしょ!

と息まいていますが、冬枯れのムードが濃いのは、草が枯れているのもあるが何と言っても人の気配がパタリと減っているのが大きい

このあたり、暖かい時期はバーベーキューとやらで新宿歌舞伎町暴力団ストリートの韓国焼肉屋風の匂いを発散させる人が増えますが、そういう地元迷惑人種がいなくなってさびしいのもあるからでしょう

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完全に冬枯れ…

2009-12-13 | Weblog
この前は最後の紅葉の話で、その舌の根も乾かぬうちに完全に冬枯れとはちと気が早過ぎるではないか、とお思いかも知れませんが多摩川の河原ではこういう景色が目下急速に広がっています

この写真、このブログでしばしばご紹介する登戸ラブホテルワンドですが、ススキはご覧の通り完全な枯れ草状態となり、火でもつけたら盛大に燃えてラブホテルで愛のひとときをお過ごしの人はびっくりするだろうな

それと写真右手に少ししか映ってなくて分かりにくいですが、茂っていたホテイアオイもほぼ枯れて水も干上がって河原に戻っています。あたり前ですが公園の池は年中水がありますが、登戸ラブホテルワンドの池は営業期間は夏シーズンだけであります

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けったいで元気  南武線稲田堤駅

2009-12-12 | Weblog
電車の駅にはコンビニみたいに画一化されどこも同じような駅舎もありますが、JR南武線の駅はまるで一貫性がなくて好き勝手放題にやっているからおもしろい。この写真は稲田堤駅ですが、以前ご紹介した中野島や矢野口の駅舎と並んでナカナカやるな、と言いたくなります

この緑を基調としたパネルはひたすら明るく元気だった昭和四十年代のムードで、なんだか当時のボウリング場やゴーゴー喫茶みたい、と言っても若い人には分からないでしょうが、電車に乗ると楽しくなりそうな気分がしてきます

場所的には多摩川に近く、駅からまっすぐな道を行くと多摩川に出るパターンも中野島や矢野口と似ています。ただ京王との乗り換えができるからか、中野島や矢野口より駅前はにぎやかで、多摩川沿いに明大前や下北沢の植民地というか入植地ができたみたいな感じです

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田園調布の銀杏並木

2009-12-11 | Weblog
多摩川の紅葉は殆ど紹介しませんでしたが、これは是非、というのに田園調布の銀杏並木があります。例の放射状に道が伸びる駅前から環八に向かった道沿いの銀杏並木がこの写真です。田園調布の駅の辺は多摩川沿いというにはかなり無理がありますが、まあ一見の価値はあります

さすが田園調布だけはあって銀杏の実を拾う貧乏人(?)も殆どいませんので、この時期の道は踏まれてつぶれた実がグチャグチャで大変です

下劣な看板対策やポイ捨てゴミ対策など大変で、落ち葉も大量だからネコの額みたいな庭先に青空駐車しているようでは、雨がふれば車はたちまち濡れ落ち葉だらけになることでしょう。やはり金持ちでないとこれだけの見事な並木を維持していけそうにありませんな

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多摩水道橋のあずまや

2009-12-10 | Weblog
多摩川の橋のたもとには気のきいた休み場所はあまりありません。その数少ない例外が多摩水道橋の狛江側のこの写真で、ご覧のようにパラソル風あずまやとベンチがあります

実際にここで休んでいる人もよく見かけますが自分はあまり使う気にならない。こんな所でグズグズしているよりトットと帰っちまえ、という気持ちが勝つのもありますが、なんとも目の前の世田谷通りを車がゴウゴウと走っていてあまり落着く気にはならないのでは

ここで休憩する人もせいぜい一息入れる程度で、ゆっくり食事をといった人は殆どいません。それとここは少々の雨風はしのげますが土砂降りとなると心細く、腰を据えてホームレスライフを楽しむのにも向かないようです

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ロマンスカー「Sはこね号」多摩川鉄橋を渡る

2009-12-09 | Weblog
この写真、新幹線みたいですがよく見れば車体が新幹線より丸っこい。小田急ロマンスカー「Sはこね号」でありまして多摩川鉄橋を渡るところであります。この車両のウンチクについては小田急のサイトでも見て下さい

多摩川を渡るロマンスカーの姿をひたすら追い求めて…、とつもりはまるでなく、たまたま通りかかったから撮っただけの話で、熱心な鉄道ファンはこうしたいい加減な態度に憤激することでしょう

だから本職の鉄道ファンに撮影のアドバイスをする程のガラではありませんが地元民として言いますと、やはり夏より冬の方が空気が澄んでいてチャンスが多いようです。それと他の多摩川の鉄橋に比べても小田急の鉄橋は、なんでこんな所にあるのかというようなものがまわりにいろいろあってゴチャゴチャ写り込みやすい。ですから事前のロケハンは充分やることでしょうな

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多摩川最後の紅葉

2009-12-08 | Weblog
以前多摩川の紅葉スポットをご紹介すると書きましたが、殆どご紹介できませんでした。といっても謝るつもりはサラサラありません。何せこちらも色々やることがあって、このブログのことばかりやっているわけにもいかないんでね

それでどこも落ち葉ばかりになってしまいましたが、写真は例外的に残っている宝来公園です。場所は多摩川のすぐそばというには少々無理があって、東急東横線の多摩川駅の前の広い道を登って行けば右手に見えてきます。ただ宝来公園は全体に常緑樹が多く、紅葉する木もこの写真の一角だけくらいですので紅葉が名物というわけではなく、あまり期待しないで下さい

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羽田の渡しの碑

2009-12-07 | 多摩川の景色 川崎国
この写真、多摩川河口に近くの「羽田の渡しの碑」です。昔あった渡し船では多摩川河口に一番近く、現在はもちろんなくなっていますが、羽田空港から京急川崎駅あたりまで渡し船があったら今でも便利なのになどと夢想したりしています

バックナンバー記事『大師の渡しの碑』でご紹介した大師の渡しは大師橋のすぐ上流ですが、こちらの羽田の渡しは橋を挟んですぐ下流にあります。それと『大師の渡し』記事では「大師の渡しの碑」のあたりは眺めがいいということも書きました。ということは羽田の渡しの碑の周辺は眺めが悪いかとなりますが、この辺は多摩川河口に一番近いお花見スポットでもあり、羽田空港を見ながらの豪快なお花見が楽しめます

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多摩川で冬の雨にあったらどうする?

2009-12-06 | Weblog
昨日も雨で今年はどうも多摩川は天気が悪くて…、と毎回同じ繰り言を言っています。天気が悪いと当然雨にあたることも増えるわけですが、雨にあったらどうする
多摩川沿いを通る皆様はその点大変聡明でして(と言えば皮肉に聞こえるだろうが)、天気予報などをきちんとチェックしているのか不意の雨にあったような人はあまり見かけません

ただそれでも、仕事の都合上雨をおしてとか運悪くということもあったらどうするかですが、問題は自転車のときです。自転車が濡れるとか泥で汚れるというケチなことは度外視して体のことだけ考えれば、夏はたとえ傘や雨具がなくても少々の雨なら濡れた服も着干しで体温で乾きます。さらに自転車は風を切るからもっと乾きやすいからあまり困らないですが問題は冬です

冬の多摩川サイクリングロードで雨にあって遭難したという話は聞きませんし、自分もサイクリングロードで冬の雨にふられたことはありません。しかしこの時期にビショ濡れというのは何とも危ない。不幸にしてもし雨にあったら夏みたいにそのうち乾くなんてノンキなことは通用せずとにかく体温が下がらないうちに退却するしかないでしょう

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多摩川のアシの原

2009-12-05 | 多摩川の景色 川崎国
というと河口付近の大田区側と川崎側になりますが、写真は川崎側です。「草原」というのは大げさですが川沿いに延々とアシの原っぱが続いていて、羽田空港のモノレールからもはっきり見えています

このあたりのアシ、浮世絵にも描かれ多摩川の中では古典的な眺めが残っている数少ないポイントの一つですが東京周辺でも存在感が薄い。東京湾の干潟と言えば千葉寄りの方が有名ですが、多摩川のアシや干潟ももうちょっと注目されてもいいのでは

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大栗川は街中の川?

2009-12-04 | Weblog
多摩川の支流で聖蹟桜ヶ丘で多摩川に合流する大栗川のことは以前ご紹介しました。そのときも書きましたが、写真みたいに具合にこの合流点はなかなか自然が残っています

ではこの大栗川をさかのぼっていくと豊かな自然がいっぱい、かというとそうでもない。聖蹟桜ヶ丘の街中を流れているわけで、いかにも町の中の川という感じで、何だか聖蹟桜ヶ丘版の神田川みたいです。だからこの川、通りに面した店は豪華ウインドーに派手な看板だが、裏手は木造モルタルのボロ屋という表面豪華型の店みたいです

川沿いに柳並木の遊歩道、というのが地方都市なんかに時々ありますが、せめてそのくらいしたらという気もします。が、多摩川本体で充分なのか手一杯でそこまで手が回らないのか、その気配はありません

むしろ川沿いにたどって自然を楽しめる支流なら、これまた以前ご紹介した浅川の方が向いているでしょう

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府中四谷橋から眺めると…

2009-12-03 | Weblog
橋の上からの眺めシリーズで、今回は府中四谷橋です。府中にも四谷があるの、といった程度の知名度で近くに電車の駅もないせいか、それにしても歩道を通って渡る人が少ない。稲城大橋が少ないので有名(?)ですがもっと少ないのでは

さて、この四谷橋から見ると右手に見える聖蹟桜ヶ丘は街続きでなく山と畑の中にあるのが分かります。サイクリングロードをひたすら走っているだけだと多摩川は常に真っ直ぐ流れているみたいな気がしてくるが、かなり曲がっているのも分かります

昔の小説では登場人物が何か思い詰めたとき、橋の上からつくづくとまわりを眺める、というシーンがよくありますが、橋の上というのはいろんなものが見えてくる場所なのでしょうな

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多摩川の支流 平瀬川は殺風景?

2009-12-02 | Weblog
多摩川の支流シリーズという連載記事をやっていたような気もしますが、今回ご紹介する多摩川の支流は平瀬川です。この川は二子玉川の対岸あたりの川崎側で多摩川に合流します

この前は多摩川の支流には自然が残っているところもありますぜという話でしたが、今回は対照的に殺風景の頂点みたいな写真です。場所は平瀬川が多摩川に合流する地点ですがご覧の通り川はコンクリート護岸で固められ、上を車道が通ってという具合。元気な若者が派手に落書きしてもおかしくないが意外と少なく、なぜかここはお行儀がいいですね。それにコンクリートだらけはこの周辺だけで、多摩川に出ると草地が広がっているからまあいいかという気もするかもしれません

ところでこの地点でサイクリングロードが平瀬川を渡る橋は二つあり、未舗装だが距離が短い橋と少し上流に迂回するが舗装してある橋があります。クロスやロードの人は舗装してあるほうを渡ることになりますが、こちらは遠回りしてしかも歩道橋みたいな橋(と言っても結局これは実物を見ないと分からないでしょうが…)ですので、渡るのに時間がかかります

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