先日、このブログの訪問者の中に、
「受給待期者が、基金が代行割れしているかを知るには?」という情報を求めて
いた方がいます。
確かに、受給者や受給待期者には、基金が解散する時になった、初めて情報が
提供されることになりますので、事前に知りたいと思います。
特に、受給待期者の皆さまには、深刻な問題です。
まったく基金からお金を受け取っていないのに、代行割れでの解散ですと、突然
言われたら。。。
泣くに泣けません。
基金では、ホームページで毎年の決算の数字を公表しているところと、そうでない
ところがあり、決算内容を明らかにしているところでも、代行割れといったことは、
当然公表したりしません。
基金のホームページは、「当基金は何も問題がないです」と、いうことしか言って
いませんから。
決算の数字が公表されている場合、以下の数字から、代行割れかを計算できます。
最低責任準備金(非継続基準※)と純資産を比べてみて、最低責任責任準備金より
純資産のほうが、少ない場合は、代行割れです。
最低責任準備金は、代行部分のお金で、解散や代行返上した場合に国に返す
金額です。
純資産は、(固定資産+流動資産)ー(流動負債+支払備金)で求められます。
※非継続基準の最低責任準備金が分から直場合は、継続基準で代替しても
いいです。それで、一応の目安はわかりますから。
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