褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 セックスと嘘とビデオテープ(1989) タイトルに惹かれて観ました(嘘)

2008年11月06日 | 映画(さ行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ

 中南米の人にとってチェ・ゲバラという人物は非常に尊敬されている人物みたいだ
 僕にとっては、彼は共産主義で革命家というイメージしかないが、中南米の人々の間では、死んで何年も経っているのに今でも人気がある
 そんな彼の人生を映画化したのが、今やオーシャンズ11、12、13のシリーズで大ヒットシリーズを監督し、そしてトラフィックではアカデミー賞監督賞を受賞した、今や巨匠の風格さえ漂うスティーブン・ソダーバーグ監督(画像下)非常に僕も今から楽しみにしている

 そして、そんな彼(ソダーバーグ)が、26歳の時(現在45歳、それでも若い)に、長編映画デビューした作品が、タイトルのセックスと嘘とビデオテープしかも、彼はこの作品によりカンヌ映画祭パルム・ドール賞(最高賞グランプリ)に輝く偉業を成し遂げている
 タイトルとは裏腹に(笑)非常に有名で、名作の評価が高い作品です

セックスと嘘とビデオテープ

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

このアイテムの詳細を見る


 今回は、そんなセックスと嘘とビデオテープを紹介しよう実はソダーバーグ監督の作品は結構観ているし、ブログにも彼の作品をオーシャンシリーズ以外にも、エリン・ブロコビッチや、アウト・オブ・サイトさらばベルリンなど、ブログに掲載してますのでそちらも見てください
 さて、今回の作品だが実は内容は難解な映画になっているこの映画の主人公のアン(アンディ・マクダウェル)は、有能な弁護士のジョン(ピーター・ギャラガー)を夫に持っていて、何の不自由もない生活をしていると思いきや、夫婦はセックスレスで、しかもアン(マクダウェル)は鬱病にかかっており精神科医にかかっている
 また、夫のジョン(ギャラガー)は妻のアン(マクダウェル)とは内緒で彼女の妹のシンシア(ローラ・サン・ジャコモ)と浮気をしている
 ある日ジョン(ギャラガー)の大学時代の友人のグレアム(ジェイムズ・スペイダー)が、近くに住むつもりだが住む場所が見付かるまで、泊めて欲しいと電話が、ジョン(ギャラガー)の元にかかってくる
 ジョン夫妻はギャラガー、マクダウェル)は、グレアム(スペイダー)を親切におもてなしをする
 そして、アン(マクダウェル)はグレアム(スペイダー)と一緒に彼の住む場所を探すが、アン(マクダウェル)はチョッと不思議な雰囲気をかもしだすグレアム(スペイダー)に好意を持つ
 しかし、アン(マクダウェル)はグレアム(スペイダー)から、自分は不能だと聞かされる


 左がジェイムズ・スペイダー、右がアンディ・マクダウェル

 しかし、ある日アン(マクダウェル)は、グレアム(スペイダー)と一緒に探したマンションを訪ねてみると、そこにはビデオテープがたくさんあったその内容は女性にセックスについてインタビューしている内容しかも、インタビューしているのがグレアム(スペイダー)だった
 アン(マクダウェル)は、そんなグレアム(スペイダー)に対して恐れを抱くそして、妹のシンシア(ジャコモ)にグレアム(スペイダー)の事を話すが、姉のアン(マクダウェル)と正反対の性格をしているシンシア(ジャコモ)は、姉のアン(マクダウェル)に内緒でグレアム(スペイダー)の住んでいるマンションを訪ね、しかも彼の部屋でビデオテープに赤裸々に自分の過去のセックスとジョン(ギャラガー)との関係について語っていた
 そのことをシンシア(ジャコモ)から聞いたアン(マクダウェル)は激しい嫌悪感と嫉妬を感じる
 そして、アン(マクダウェル)が部屋の掃除をしていると、妹のシンシア(ジャコモ)のイヤリングが落ちていたアン(マクダウェル)は、夫のジョン(ギャラガー)が妹のシンシア(ジャコモ)と浮気をしている事に気付いてしまった
 アン(マクダウェル)は、グレアム(スペイダー)の部屋に行き、彼に自分もビデオ撮影するように頼む
 そして、そのビデオ撮影をする事により、隠された真実・・・ジョン(ギャラガー)夫妻の事とグレアム(スペイダー)の本当の姿が明らかになっていく

 正直な所、前半はつまらない映画だと思って観ていたしかし、後半のアン(マクダウェル)が、夫のジョン(ギャラガー)の妹のシンシア(ジャコモ)との浮気を知ってしまうところから、非常に盛り上がりを見せるそして、人間のセックスと嘘をビデオテープによって明らかにされていく過程は素晴しいこんな映画を弱冠26歳で監督していたとは、ソーダーバーグ監督の奇才振りに驚いた
 今のソダーバーグ監督の作品は、僕が観た範囲内ではそれほど難解な作品は無いし、娯楽作品的な内容が多くて面白い映画が多い
 たまにはこういったアート系の映画も観る事をお勧めします
 しかも、この映画をきっかけにソダーバーグ監督はもちろんの事、アンディ・マクダウェルピーター・ギャラガージェイムズ・スペイダーはその後有名俳優になって、色々な映画に出演することになった(現在は3人とも殆ど見ることが無いがどうしたのかな)そういう意味でもこの映画を観る事をお勧めします

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
 



                  
 あなたの大事な人に何かプレゼントしたいなと思う人はとりあえずクリックしてください
 何かいいものが見つかるかもしれませんよ




 この機会に上のバナーから、本やCDまたは見たいDVDが見つかるかもしれません。是非上のバナーを押して見たい本やDVD、またはCDを探してみてください

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします





 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする