褒めまくる映画伝道師のブログ

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映画 アイアンマン(2008) こいつは大笑い

2010年11月12日 | 映画(あ行)
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 偏見というのは危ない。どうせ馬鹿アクション満載のノーテンキ映画だと思って、僕の中ではお蔵入りしそうだったアイアンマンだが、これが非常に今日の大問題であるアメリカ社会を表現しすぎて大笑いできた。
 このような誰もが観ているような大ヒット映画は他の多くのブローガーが書いていると思うので今さら書く必要も無いと思うけれどあまりにも面白かったのでこれは僕もブログの1ページに残さないといけない。
 
 僕は正直世界中が戦争や紛争の無い平和が来ることを心から願っているけれど、実際は平和の1番のキーポイントであるアメリカ合衆国を考えてみればわかる。

 アメリカはボーイング、ロッキード・マーティンのような世界有数の軍事企業があるように武器を製造、輸出をしている国。もし戦争が世界中から無くなれば軍事関係者の人々が失業してしまい、ただでさえ不景気のアメリカなのに多くの失業者を出してしまうとなれば経済は大混乱。実は世界中が平和になって1番困るのはアメリカ。
 だからアメリカは世界規模の戦争を10年に一度の割合で引き起こす。

 実際にイラクに武器を持たせ(輸出)、そしてイラクを叩く(戦争)といったようなことをアメリカがしているのだから、本当に平和が来るのだろうかと憂鬱になってしまう。

 しかし、今は僕も少しばかり気が晴れた。なぜならアメリカにも自国の超ハイテク軍事産業を世界の平和に対して少しでも役に立てようとしている人間が居ることがわかったから。
 それでは今も世界中に起こっている紛争を早急に解決してくれそうなアイアンマンを紹介します
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 アメリカの巨大軍事企業の社長であり、偉大なる発明者であるトニー(ロバート・ダウニーJr)はアフガニスタンへ出向き、自社の武器の実験を見せ付ける。
 ところがトニー(ダウニーJr)はそんな実験からの帰り道に武装集団に襲われてしまい捕らわれてしまうが、その時にトニー(ダウニーJr)を襲った武器が自社製品だったことに気付く

 捕らわれたトニー(ダウニーJr)はその武装集団のアジトに自社製品の武器がたくさんあって吃驚しかも捕らわれの身になったトニー(ダウニーJr)は新型小型ミサイルの設計を強要されてしまう。
 トニー(ダウニーJr)は同じ捕らわれの身となっていたインセン博士と一緒に小型ミサイルを作るふりをして、脱出用の鉄製スーツを作り上げ見事に脱出。

 トニー(ダウニーJr)は無事にアメリカに帰国するが、自社の製品が自国アメリカを守るために製造していたのに、敵国のテロリスト集団に利用されている事を知った彼はマスコミの前で今後軍事関係から手を引くことを宣言する。


 トニー(ダウニーJr)の父と友達で、彼の相談役でもあったオバディア(ジェフ・ブリッジス)から会社のために軍事関係からの撤退を取り消すように指示される。



 しかし、トニー(ダウニーJr)は会社には姿を見せず、自分の研究室にこもり、自らの手でテロリストを撲滅するために更なる進化を遂げた鉄製のモビルスーツを完成させることに必死になるが、その間にトニー(ダウニーJr)は会社の社長から降ろされそうになり、更には陰謀が計画されており・・・とにかく腹がよじれるほど笑えるので映画を観てください

 アメリカがまるで泥沼にはまり込んでしまった感のあるアフガニスタン情勢は、いくら兵士をつぎ込んでも次々に犠牲者を出すばかり(これがアメリカ流の公共事業のやり方だと思うと本当に恐ろしい国だ)。
 この映画に登場するアフガニスタンのテロリスト達の馬鹿さが本当ならばもっと簡単に解決するのにと思ったのは僕だけだろうか

 それにしても最近これだけ大笑いできる映画も珍しいし、考えさせられる映画も珍しい。アクションシーンも堪能できるし、慢性のネタ不足だと思っていたハリウッド映画はやはり恐るべし
 続編嫌いの僕もアイアンマン2は絶対に観なければいけない。

 それにしても偏見はよくないと気付くし、元ネタはコミックでもこれだけ面白い映画に出来れば文句のつけようが無い。これは宇宙戦艦ヤマトの映画を観に行きたくなるね

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コメント (4)
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