サンフォルテで汚染セミナー「農薬がもたらす人体・環境汚染~子供たちの健康な未来を脅かす危険な農薬に頼らないで~」がありました。講師はグリーン連合共同代表で、弁護士の中下裕子さんです。ネオニコチノイド農薬は、植物の根から実までしみわたり、洗 っても落ちない、効果が長続きするというもの。単体検査で人体 に影響なしとして認められている農薬。最近赤とんぼや昆虫、ミツバチが減少している。生殖に影響を与え、沈黙の春から、身のない秋になりつつある日本。ネオニコチノイド農薬は中枢神経に影響し、農家ではパーキンソン病、子供たちには学習障害などが増加しているという。日本は世界有数の農薬大国であ る。お茶、春菊、ホウレンソウ、ぶどうなどの農薬の基準も高い。EUでは禁止されているのに。他にも様々な化学物質が、日用品や食品添加物として認められている日本。2 人に 1 人は癌患者、子ども達のアレルギーや脳神経系の障害の増加。自分達が生きている国土、子ども達の未来に残してあげた い国土が健康であるために、早くEUのように環境基本法の中に予防原則としてニコチノイドの農薬を禁止することを盛り込むことが大切だとわかりました。
生物多様性農業、食の自立を国民一人一人がやることが大切です。 これからも、農薬に頼らない畑づくりをしていきたいです。とても良い講演でした。