次に、長岡市民防災公園に行きました。元避難住宅のあったところです。多世代交流館ニーナでは、子供や母親たちがゆったりと遊んでいました。行政とNPOで共同運営している。高齢者もいろんなイベントに参加しているそうです。Sさんは、若いころ、海外協力隊でフィリピンへ行き、水牛プロジェクトもしていたが、やはり日本で地域向上に尽くそうとして、子ども食堂、保育士、多世代交流館ニーナなど多彩な活動をしておられます。
広い公園には、いざという時のために、電源装置、トイレになる下水につながるマンホールがありました。近くには消防署があり、地震体験車や、植物を利用できる温室も整備されていました。ドーム型の屋内運動場の地下は貯水層になっているそうです。倉庫にはいろんな必需品が貯蔵され、いざという時にはシャワー室になり、近くのデパートと提携し、ミルクなどが届くという仕組みになっている。平時は子育ての駅ぐんぐんとして多世代交流の場で、非常時には防災センターになるというすばらしい施設でした。