今、NHKのBSドキュメンタリーが感動的でためになります。中東ドバイに巨大倉庫群があります。そこを利用する国連人道支援物資備蓄庫(UNHRD)は8百種類もの物資を扱っています。中には想像を超える意外な品も。遺体袋、防弾仕様の自動車、ドローン、ビスケット…。2017年秋、ペストが流行したアフリカ諸国や内戦が激化するイエメン、ロヒンギャから支援物資の要請が。大変危険な地域にどのように早く確実に物資を送るか責任者は悩み格闘する。世界最大の人道支援基地の素晴らしい働きの様子がわかり、とてもよかった。ドバイ政府も無料で現地に飛行機を送ったりして応援している。
陸路をとるか、海路を取るか、携帯で連絡を取りながら連絡し、無事イエメンに届いたという声に歓声が上がる。
彼らは言う。「僕たちの願いは僕たちが早く失業することだ」「戦争や飢饉は人間がおこしたものだ。だから早くなくなることを望む。」彼らの悩みは、やはり、資金不足だ。国境なき医師団もすべてカンパでおこなっているようだ。
彼らの顔は、清々しく、たくましく、輝いていた。彼らのおかげで戦争に苦しむ老人、こども、女たち、弱者はどれだけ助かったことだろう。
多くの心ある人が彼らを支えている。彼らにこそ、ノーベル平和賞を上げてほしいと切に思います。
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