大好き!本・花・旅

日ごろ読んだ本や花、旅について綴ります。

100,000年後の安全

2011-07-30 20:45:16 | 映画
話題の映画「100,000年後の安全」を見た。
5基しか原発のないフィンランドは、地中500mのところに放射性廃棄物を埋める施設を建設中である。2100年完成予定です。
監督はカメラを内部に潜入し、10万年後の未来の人の安全のために、ここの管理者たちが「10万年の人たちにわかるように標識を絵で作る。石碑で作る。」「どんな言語でどんな人種?文化?」「人類は生きているの?」と討論する。
10万年後の人々の安全のために努力する姿を、映画は淡々とクールに描いていく。
映画は睡眠不足で決して見ないように。私の反省です。
真っ白におおわれる冬のフィンランドの美しい景色と「放射能」の音楽が素敵です。
最後の歌曲「失ってしまった希望と願い」が胸を打った。
美しい星地球に生まれた人類は、原発というとてつもなく危険なものを作り、私達の時代で滅んでいくのかもしれない。
人類後は放射能に強い生き物が繁栄するかもしれない。

映画のあと平井玄さんのトークと「3・11後の生き方を考える」という集会があった。日本の現状に危機意識をもち、多くの人が参加をしていた。
みんながガイガーカウンターを持つ時代。大衆的科学運動が起きているという指摘はおもしろかった。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-07-31 22:29:22
くま様 人間も自然の一部、自然と共存し、再生可能のエネルギーが見つかるまでは、省エネでいきたいものです。
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Unknown (森のくまさん)
2011-07-31 11:14:53
つもさま
この頃TVやデンキ製品1つにもエネルギーのムダ使いを考えます。おごった心をもっていた。
あることが当たり前というか。
命・エネルギーを考えるよい機会ととらえます。
返信する

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