花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

帯状疱疹、その2   家族には「医師の夫は他人同様」

2008-07-15 15:38:58 | Weblog
       
            周りの人からは


 (^^!「ご主人が医師だと病気になったとき頼れていいわね!」

       言われるたびに、

      はじめは、言い訳ばかりしていました。
       「家族には『医師』というのを忘れてるのよ。」

    
    不健康な家族の居る家庭からは
    脱出してゆくのです。

    「足手まとい」な状態の家族がいると仕事に邪魔だそうです。
    
    病院で、夜勤をしています。

    発病してから、自宅に帰ってきておりません。

    料理は不味いし、
    包帯だらけだし、
    ダルそうだし、
    間接痛の薬を飲んでいる姿は、
    自分まで肩が凝ってきそうだそうです。

    仕事は、
    有り余るパワーを「病人」に
    流し込んでんでゆく以上、

    全門の虎 後門の狼では
    先生の気力が持たないそうです。

    特に「家族」だと、
    最悪の場合を考えてしまうので
    パワーを「えぐられてしまいそうになる。」
       ということです。

    そんな訳で、
    私は病状が酷くない時は
    「治療指針」に沿って
     お薬だけで、ジーと動かない虎になります。

    こじれてしまうと怖いので
    病状が酷くなりそうなときは
    「主人とは全く関係のない近所のホームドクター」にかかります。

   「医師」は一歩病院を離れると、
    普通のどこにもいるご亭主です。

   むしろ、
   重病の入院患者さんばかりとかかわっているので
   帯状疱疹ぐらいでは
   「ふーん、、、痛いでしょう!?」

   診て診ぬふり???

   それで何かと思えば、
   「早朝のカンファレンスがあるから、病院泊だから、、」

そういう訳で、置き去り、見放し、泊まり込みに備えて
いつも、「インスタント食品」「カンズメ」「野菜ジュース」などに
助けてもらっている、医師家庭の裏方の現場です。

   かゆ~~~~~いィ~!いた~~~~い!
   早くかさぶたになって、いた~~いの飛んでゆけ!

飛んで行ってしまうのは、
集中力を乱されたくない主人のほうです。

今日も、、、モッコリと滲出液の入った疱疹を
赤ちゃんウェットティシュで覆いながら、

元気になったら、全身検査を受けて来ようと思っています。
60過ぎたら、自分の体は自分で大切にいたわって
検査で大きな病気に発展する前に早期治療に持ち込み
せいぜい、健康で長生きして行きましょう。

帯状疱疹?
塞翁が馬でしょう!

そう言えるように、
治ってからが大切ですよね!