大学を卒業して、大学院に進学し
博士号を取得するまで、4年8年かかることが普通の時代に
結婚式は挙げたものの、
主人不在の8年間が続いた。
家庭を振り返っているようでは、
仲間として認めてもらうのは難しい、、、、、心臓外科医。
医局からは「無給医」としての身分を戴き、
日夜仕事の激務の中、博士論文のための、
「血統確かな実験動物」を飼育、
実験環境の確保の金銭的な負担が8年続いた。
基礎の分野で実験だけで博士号を取得すると、4~6年かかった当時。
臨床の実験で、
外科のジャンルで博士を取得するのは、もっと年月がかかる。
若いころは多くの学会に所属するため、
会費だけでもすごい!
60半ば過ぎた今も15~20の学会に所属し、
出席のための入場料は、入会費のほかに其のつど かかる。
一つのジャンルで12000~15000円が国内学会では相場のようです。
主人の場合も30以上の学会に入っていた。
60過ぎても、20や25の学会に行く。
国際学会になると、この他に「登録料が5万とか15万」とか
かかってくるようですね。
「認定医」とか、「指導医」の資格になると、
毎回出席する義務のある時期があるようです。
さらに、「実力が認められてくる」と、
「評議員」とか、学会の中枢で雑務のための出席も多くなる。
勤務医は、自分の病院を個人で持っている場合もありますが、
一生、「腕一つで雇われてゆく技術を買い取ってもらう医師が
圧倒的に多いと思います。
病院では何回かの分は
「技術習得必要経費」として認める病院もあるようです。
私は、「技術が売り物」の外科医の家内として、
受験生をサポートするような家族の気持ちが一生続いています。
医師の中には自費で年間50回とか70回とか飛行機で
宿泊も自費で「学会に集積して発表」などしている人も
いらっしゃるそうです。
夫人が「女医で医学に使うのなら!、、、と、理解を示して
くれる場合もあるようですが、、、!
「神様の手」「ブラックジャック」
生と死の境目で戦う医師たちに、
どうして「税の控除」がないのか不思議です。
入院患者さんに責任を持っている医師たちの中には
「万が一つにも事故や、人為的なトラブルに巻き込まれたくない。」
精神の安心状態の中で休養をとりたい!思われる人もいて
絡んでくる人のいない環境を大枚払って確保し
明日の仕事のための切り替えに必要な集中を求めて
高いゴルフの芝の上で体力と健康をキープしている方も多いようです。
家内という「舞台裏」からみていると、
ゴルフの会員権どころではなかった我が家ですが、
医師を続けるためにだけ「絞り込んだ金銭の使い方」は
学会と、本と技術習得の単身赴任と、息子たちの教育費用
健康維持管理費でした。
道東で要請された緊急手術に、
当時70000円のタクシー代を払って、
嵐の中を走り、
30000円の報酬をもらって帰ってきたこともありました。
この休養料はたかいでしょうか?
マイナス4万円の仕事でした。
「生と死の真ん中でメスを握る医師」にとって
疲れきっての帰宅です。
神経を、究極の極限まで研ぎ澄まして戦う戦士です。
十分な技術と、知的財産と休養が、
医師として円熟し患者さんに最も必要な治療を提供できる
医師を、少しでも長く社会に貢献してもらうための
健康維持の
切り替えの環境は、ややもすると贅沢に思われる事もあります。
;:。・-^&%$#”!
私の父は外科医でした。
54歳で、患者さんの大きな手術を終えた後、
患者さんの麻酔が切れて安全圏に入るのを見届けた後、
早朝!、、、休むから、、、と言ったまま死んでしまいました。
「昴」をうたっている歌手のように、
素敵な空気を持っていた父。
音楽が好きで、音楽大学を卒業した母と恋愛結婚した父!
54歳で死んでしまった外科医!
税務署の理解は「ゴルフは贅沢」
「ゴルフ場の会員権も贅沢」
「学会には控除はありません」
無給で、アルバイトも戴けない実験、、、
実験の8年間の思い出は
忘れる事ができません。
こうした、「知的財産」が、売り物である医師達にとって、
技術取得、日進月歩の学術取得のための費用は、
何千万円という
巨額なものになります。
知識、技術という見えない「会社設備であるようなものだけに」
税金では控除されません。
高額所得者の医師は、自分が「医師を続ける」というために
月給をつかいはたしているのでした。
日進月歩の学会と訴訟の中で、控除のない税を嘆くのは妻!
大概は「医師の夫人は何らかの国家免許を持って共稼ぎ」
あるいは親が医師であり、医療の業界で生きてきた理解者
であり、医療の業界に財を返してゆく。そして、、、
「娘婿が良い医者になるためならサポートしてゆく。」
医師の得たお金は、又次の代の医師を育てるのに投じられる。
そして、
家内は「人を相手の仕事だけに、小奇麗な、おしゃれを
余儀なくされる立場にいる。」
私の場合「居直り」というわけではないが、
生涯化粧はしませんでした。
化粧用のクリームも使いませんでした。
特別の会合には「口紅」と半透明の眼鏡で出席しました。
ブランド品のバックも、ありません。
ダイヤの指輪も20000円の0,012カラットの
結婚の象徴として、立場を表現できればそれで充分という品です。
主人は、いくつになっても、その時代に遅れねいようにと、
60半ばを過ぎてからも、指導医や、認定医の試験に臨み
合格を果たしてきました。
収入は確かに!!!、
普通のサラリーマンよりははるかに多いかも知れません。
しかし、「人の命」を相手の仕事だけに
ひとたび事あれば、「訴訟してくる」時代だけに、
「技術の取得」や「維持」にかけるお金は膨大な費用です。
近所の付き合いでも、
無言の社会的な税金がかかってきます。
出会う度に「医者の為に、うちの子は脳性麻痺になった。」
憎々しげに言ってくる奥さんもいる。
(内心、、、うちは外科だし、、、と思いながらも)
この夫人は、
「誰かのせいにしなければ生きられないのかも知れない??」
そのように思う事にして、同じ事を黙って聞く。
「勝気な奥さん方の、勝気なプライドが、矢になって
飛び交う。」
こうした毎日が一生続くと、人の中に入っていくのが面倒くさくなる。
税の申告をする暇のない夫の代わりに、申告をするたびに思う。
どうして、開業医さんには控除があるのに、
勤務医には「各種知的設備の学会費などに控除がないのだろう!」
税務署の税制は、出来上がっている医師を1日でも健康で
長く社会に貢献できるようなサポートをする方が、
日本国としての「知的財産の保持」になり、見えない損失を
防げると思いました。
患者さんの「我がまま」「絶対サービスを求める無理解」
「医師を疲労に追い込む深夜のたたき起し」
税務署の精神的な追い込み、、、
理解をしてもらえない出費!、、、
二男であろうと、、、
親の世話は医師になっているものの肩の上にくる。
日進月歩の医師の世界に「素人の権力が入り込み」
各科を細分化して「部品」として
コンピュータで合体させ、
素人の思うようなコマンドとして医師を配置したとしたら、
「命」「育てる」「産む」「医療全般」、、、
すべてが「産む機械発言」のような
肝心な何かが欠けたロボット工場のような医療界が
ギシギシと音をたてて壊れてゆく気がしませんか?
「命」、、、精神、、、損得や権力で考えてはいけない!
税の控除をお願いしたい!!!勤務医に!!!!
博士号を取得するまで、4年8年かかることが普通の時代に
結婚式は挙げたものの、
主人不在の8年間が続いた。
家庭を振り返っているようでは、
仲間として認めてもらうのは難しい、、、、、心臓外科医。
医局からは「無給医」としての身分を戴き、
日夜仕事の激務の中、博士論文のための、
「血統確かな実験動物」を飼育、
実験環境の確保の金銭的な負担が8年続いた。
基礎の分野で実験だけで博士号を取得すると、4~6年かかった当時。
臨床の実験で、
外科のジャンルで博士を取得するのは、もっと年月がかかる。
若いころは多くの学会に所属するため、
会費だけでもすごい!
60半ば過ぎた今も15~20の学会に所属し、
出席のための入場料は、入会費のほかに其のつど かかる。
一つのジャンルで12000~15000円が国内学会では相場のようです。
主人の場合も30以上の学会に入っていた。
60過ぎても、20や25の学会に行く。
国際学会になると、この他に「登録料が5万とか15万」とか
かかってくるようですね。
「認定医」とか、「指導医」の資格になると、
毎回出席する義務のある時期があるようです。
さらに、「実力が認められてくる」と、
「評議員」とか、学会の中枢で雑務のための出席も多くなる。
勤務医は、自分の病院を個人で持っている場合もありますが、
一生、「腕一つで雇われてゆく技術を買い取ってもらう医師が
圧倒的に多いと思います。
病院では何回かの分は
「技術習得必要経費」として認める病院もあるようです。
私は、「技術が売り物」の外科医の家内として、
受験生をサポートするような家族の気持ちが一生続いています。
医師の中には自費で年間50回とか70回とか飛行機で
宿泊も自費で「学会に集積して発表」などしている人も
いらっしゃるそうです。
夫人が「女医で医学に使うのなら!、、、と、理解を示して
くれる場合もあるようですが、、、!
「神様の手」「ブラックジャック」
生と死の境目で戦う医師たちに、
どうして「税の控除」がないのか不思議です。
入院患者さんに責任を持っている医師たちの中には
「万が一つにも事故や、人為的なトラブルに巻き込まれたくない。」
精神の安心状態の中で休養をとりたい!思われる人もいて
絡んでくる人のいない環境を大枚払って確保し
明日の仕事のための切り替えに必要な集中を求めて
高いゴルフの芝の上で体力と健康をキープしている方も多いようです。
家内という「舞台裏」からみていると、
ゴルフの会員権どころではなかった我が家ですが、
医師を続けるためにだけ「絞り込んだ金銭の使い方」は
学会と、本と技術習得の単身赴任と、息子たちの教育費用
健康維持管理費でした。
道東で要請された緊急手術に、
当時70000円のタクシー代を払って、
嵐の中を走り、
30000円の報酬をもらって帰ってきたこともありました。
この休養料はたかいでしょうか?
マイナス4万円の仕事でした。
「生と死の真ん中でメスを握る医師」にとって
疲れきっての帰宅です。
神経を、究極の極限まで研ぎ澄まして戦う戦士です。
十分な技術と、知的財産と休養が、
医師として円熟し患者さんに最も必要な治療を提供できる
医師を、少しでも長く社会に貢献してもらうための
健康維持の
切り替えの環境は、ややもすると贅沢に思われる事もあります。
;:。・-^&%$#”!
私の父は外科医でした。
54歳で、患者さんの大きな手術を終えた後、
患者さんの麻酔が切れて安全圏に入るのを見届けた後、
早朝!、、、休むから、、、と言ったまま死んでしまいました。
「昴」をうたっている歌手のように、
素敵な空気を持っていた父。
音楽が好きで、音楽大学を卒業した母と恋愛結婚した父!
54歳で死んでしまった外科医!
税務署の理解は「ゴルフは贅沢」
「ゴルフ場の会員権も贅沢」
「学会には控除はありません」
無給で、アルバイトも戴けない実験、、、
実験の8年間の思い出は
忘れる事ができません。
こうした、「知的財産」が、売り物である医師達にとって、
技術取得、日進月歩の学術取得のための費用は、
何千万円という
巨額なものになります。
知識、技術という見えない「会社設備であるようなものだけに」
税金では控除されません。
高額所得者の医師は、自分が「医師を続ける」というために
月給をつかいはたしているのでした。
日進月歩の学会と訴訟の中で、控除のない税を嘆くのは妻!
大概は「医師の夫人は何らかの国家免許を持って共稼ぎ」
あるいは親が医師であり、医療の業界で生きてきた理解者
であり、医療の業界に財を返してゆく。そして、、、
「娘婿が良い医者になるためならサポートしてゆく。」
医師の得たお金は、又次の代の医師を育てるのに投じられる。
そして、
家内は「人を相手の仕事だけに、小奇麗な、おしゃれを
余儀なくされる立場にいる。」
私の場合「居直り」というわけではないが、
生涯化粧はしませんでした。
化粧用のクリームも使いませんでした。
特別の会合には「口紅」と半透明の眼鏡で出席しました。
ブランド品のバックも、ありません。
ダイヤの指輪も20000円の0,012カラットの
結婚の象徴として、立場を表現できればそれで充分という品です。
主人は、いくつになっても、その時代に遅れねいようにと、
60半ばを過ぎてからも、指導医や、認定医の試験に臨み
合格を果たしてきました。
収入は確かに!!!、
普通のサラリーマンよりははるかに多いかも知れません。
しかし、「人の命」を相手の仕事だけに
ひとたび事あれば、「訴訟してくる」時代だけに、
「技術の取得」や「維持」にかけるお金は膨大な費用です。
近所の付き合いでも、
無言の社会的な税金がかかってきます。
出会う度に「医者の為に、うちの子は脳性麻痺になった。」
憎々しげに言ってくる奥さんもいる。
(内心、、、うちは外科だし、、、と思いながらも)
この夫人は、
「誰かのせいにしなければ生きられないのかも知れない??」
そのように思う事にして、同じ事を黙って聞く。
「勝気な奥さん方の、勝気なプライドが、矢になって
飛び交う。」
こうした毎日が一生続くと、人の中に入っていくのが面倒くさくなる。
税の申告をする暇のない夫の代わりに、申告をするたびに思う。
どうして、開業医さんには控除があるのに、
勤務医には「各種知的設備の学会費などに控除がないのだろう!」
税務署の税制は、出来上がっている医師を1日でも健康で
長く社会に貢献できるようなサポートをする方が、
日本国としての「知的財産の保持」になり、見えない損失を
防げると思いました。
患者さんの「我がまま」「絶対サービスを求める無理解」
「医師を疲労に追い込む深夜のたたき起し」
税務署の精神的な追い込み、、、
理解をしてもらえない出費!、、、
二男であろうと、、、
親の世話は医師になっているものの肩の上にくる。
日進月歩の医師の世界に「素人の権力が入り込み」
各科を細分化して「部品」として
コンピュータで合体させ、
素人の思うようなコマンドとして医師を配置したとしたら、
「命」「育てる」「産む」「医療全般」、、、
すべてが「産む機械発言」のような
肝心な何かが欠けたロボット工場のような医療界が
ギシギシと音をたてて壊れてゆく気がしませんか?
「命」、、、精神、、、損得や権力で考えてはいけない!
税の控除をお願いしたい!!!勤務医に!!!!