花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

梅花うつぎの花を見つめて登校する児童の笑顔

2015-07-09 18:43:05 | Weblog
北海道は、今、
梅花うつぎの白い花が咲く道を
児童の皆が、
集団になって登校する姿が
何とも楽しい朝の風景です。

       この白い花のひとつを、
         ジーと見つめてみてると
           花の進化なのか、?
             花の風化なのか?


 おしべが***我勝ちに花びらへと
       
     変身中なのがよくわかります。

       花びらになりたい

         子供たちに、
       ほほ摺り寄せておはよう!、、、て

          おしべが我勝ちに

         花びらへと*****

      変身中です。

 花って、心があふれて
         
           七重八重の魅力になるのでしょうか?  

草の気品

2015-07-09 03:38:59 | Weblog



ことしの北海道は、夏がなかなか来ませんね

雨模様のお天気は

北海道に来てから、珍しいと思うんですよ。

傘のいらない初夏から秋

園芸種は、手入れが大変だから、

アトランダムに生えてくる草を、

自分好みに抜き取ることで、

強い草だけ、、残っている、
、、
私だけが、好きな庭。

マーケットで、
根っこのついた三つ葉を買った。

根っこが愛しくて、
ふじ棚の下に植えた。

ちいさな鉢植えだった藤が棚になり
その下で、三つ葉のプレリュード。

昭和大学の薬草園の先生方と
北大の先生と、
農学部の先生方と、
学会のフィールドで

富士山に登った時に、
拾ってきた木の実が
小さな箱庭の中で
ミニミニ大自然。

その後、
金沢大学と、
富山薬科と
韓国の先生方の
学会のフィールドでも
草に出逢った。


御影先生の学会に参加した時の
白山登山の時、

赤い花の「ふうろそう」を
韓国からの参加者にいただいた。

韓国では著名な先生らしい。
山を歩きながら、
流ちょうな日本語で、
いろいろな植物を教えてくれました。

3000メートル近い高い山。
白山は、8月はお花畑でした。

日大の恩師か、説明の為採取した
四葉ヒヨドリも、
説明が終わったサンプルをいただいて
庭に植えた。

対馬の植物研究登山に
北大の聴講生としてくっついて参加。
対馬は、道路が狭くて、
自然が守れていました。
ひとつばだこ、、白い花の港がありました。

資料では
1000メートルに満たない低い山。
ハイキング気分で参加した。

山は、なめてはいけません!
山は、高さで、
難易度を木マテは大間違い。

最初の30分は、
確かに、、、ルンルン。
鳥居を潜り抜け、
しばらくすると、岩、岩、岩。

途中で見つけた「椿の原種」

嬉しかった、
一重の椿は凛として、
自然の気品に
触れるのを、ためらう虫たち。

昔の葉っぱのままの草たち。

特に、おけら!!!

海の孤島の植物たちは、
他種とは混ざりにくいのだろう!
江戸時代の植物図鑑のままの、
原種に近い草!

ほそばおけらとは、また、
一味違った、
日本画の世界の美のある葉

若かりし学びの日々

日大の恩師がお元気なころ、

イギリスの、
原種を保存している
植物園を教えていただいたことがあった。

チェルシー植物園でした、
14世紀の「ジギタリスの花」が
黄色い花を咲かせていました。

現在のプルプレアの紫の花の先祖とは!
驚きです。

片っ端から写真にとって、
スライドにして、
北海道の、植物の先生に報告。
ちょうど、北大の吉田先生が
ダイオウの栽培をされていて、

チェルシーのダイオウの写真を
差し上げたこともあったっけ。
吉田先生に差し上げておけば、
きっと、生徒さんや、先生も
植物園には遊びに来ているから、
興味のある方の目に留まるでしょう。

聴講生になって、
「雑草」と言われる草なんて無い!と

先生から教わった。
雑草という概念は
見る側の価値観の分類ですってね!

アイだって、、、知らない人には
雑草に見えるでしょうね。

吉田先生は、
実学では右に出る人は居るのかなー?

それくらい、植物の話は面白い。

ヒマラヤの登山の時、
ここから先は、
植物がないという
境界線で、
採取した苔の話など、

育児の終わるころ 
無心の心で、
北大の植物園に
入り浸っていたっけ!

身分は、、、
いつも学生なので、
あちこちくっついて歩いては、

自己満足の研究に明け暮れた。
水谷のおじいさんという
北海道に、
ゲンチアナの花を咲かせた方が居る。

北大の先生が、
おじいさんの観察日記を
布の表紙の本にして
基準植物になった栽培を讃えていた。

私も、一冊買いました。

北大と交流していた先生方には
当時の生薬を学ぶ者の
師と仰ぐ専門家が、
いらっしゃいました。

昭和大学なのか?
小w薬科大学なのか?
富山薬科なのか?
当時、学会長だった日大の恩師の
先生が、時折、北大に立ち寄られたと
伺い、
大学間は、同種の研究者は
交流が、グローバルで
国際的にまで広がっていることを
身近に、感じられました。

アゲタせんせいという、
恩師さえ、3尺離れているような
偉いんだろう――な~~という

おじいさん先生も、
信州の山でご一緒した。


植物のおじいちゃまという
雰囲気の
柔和な先生でした。


セセラギの縁で
「燕尾せんのう」という
赤い花を指して、
説明してくださった。

ツバメが輪になっているようでしょう!?

優しいおじいちゃまの顔になって
孫子に説明してくれるような
わかりやすい
植物の物語を帰化してくださいました。

あの時、山一面
ヤナギランが
花の絨毯を敷き詰めたがごとく

言葉にならない
一瞬の風景に行きあたり
ため息が出ました。

自然は、、、美しい!
自然は、、、、気品がある!

恩師の先生を見上げると、

「ラン、、、と言ってもね、
之は、、、アカバナ科だよ」

思い出す草の世界。

あの時、、、
サンカヨウの小さな白い花が
大きなフキの葉のような
巨大な葉っぱの陰で
宝石のように光って見えた。

香りを、、知りたいと、顔をくっつけた。
花は、息を凝らしていたにも関わらず

 。。。散ってしまった。。。

恩師は、サンカヨウに、
そんなに顔をくっつけると
鼻息で、花が散ってしまうだろう、、、

、、と、、言ってくれた時はすでに、

花は散ってしまっていた。

知らないという事は、、、
恥ずかしいことであり、

知らないという事は
罪でもある

草の、、、デリケートな一面を
思い知ったのでした。

万年学生で、所属部隊のない、
自分勝手な研究生活の明け暮れで、

結局、何も出来なかったのですが、

沢瀉という植物を、庭や、屋内、ベランダ、
日陰、日向、水深をさまざまに変えた
条件によって、変わる沢瀉を友として
明け暮れた3年間で

草の秘密を少し知りました。

文献に書いてあることと、
実際に、家族として、
身近に育てるのでは

まるで、別の植物のような
生態を見せてくれるのですね。

白い花から、
ピンクの花が、
先祖がえりしたり、

一年に5回ぐらい、
花が咲いたり、

毎日音楽を聞かせ、
話しかけると、
園芸種のように華やかに
満開に答えてくれた。

そして、、、次の瞬間

全滅して、枯れた。

草と、
愛でるものの「気」も
まさに交流して、草は答える。

夢中になりすぎると
草は、、、死ぬ。

愛するってことは、

相手のペースで、
自然の植生のままに、

環境に合わせて、
草が自分で咲くことを、
邪魔しないことが、
大切であると痛感した。、

三年越しの「草の友」の
全滅を目の前にして、
教えられました。

やはり、、、、野におけ、、レンゲソウ。

昔の人の知恵は、深い。

万年学生で、
研究所に所属しなかったから
いろいろな、フィールドに、
参加させていただきました。
もしも、派閥の垣根があったとしても、
子供のような立場の
勝手連の研究学生は
垣根がありません。

専門家は、
大きな世界で生きていますから。
人畜無害の、個人研究には
大きなアイデアをくださいました。


草の気持ちから、教えられた、
天と地と、人と草と

風任せのタンポポのような
どこにでもある草でさえ
生きる知恵の塊です。

我が家の庭で、

夫は、、つぶやくのです。

我が家の庭って、、、
全部、、雑草なのに

気品があるね?!

草の気品?

「寒菊や まどうは 己が光のみ」

草だって凛と生きてる命の輝きは

すべからく「気品」があると思います。
「命」の輝きこそ気品ですよね。

息子が、南高校の時植えたボタンの花が
ことしは、大輪が3個咲きました。

本州で生きる息子は40歳で、独身です。
マイハウスも、マイカーも、
彼女もいません。

ドクターヘリの飛ぶ、
大学関連病院の、救急で

そういう、、、
医者も、必要だよね、、、
居ないと困るよね、、、

好きじゃないとやれないよね、

いろいろな事を言われながら、

一間の病院の寮に、
安いのと、便利なのと、近いので、
住んでいますが、

今どきのお嫁さん候補は、
家付、カー付、ババ抜き、
5時からマイホームパパ。
高級付

異常が条件でしょうから、
若さという、無敵の条件を
大学病院で技術取得にかけていた以上

40歳という年の条件は、
気持ちの幼さだけでは
お嫁さんを探すのは難しい。

身にあまる方から、
娘さんを紹介してくれるのですが、
息子の、武器は、

「医師をしているという」。。。
之しかない!
医師は「愛」を優先しない。
科学の条件で
女心を、真っ二つにする時もある。

自立した心で、
医師という、、、
ゴジラを飼育するくらいの
豪傑な心の持ち主でないと、
24時間の持ち時間は
仕事のことと、自分のことで、
眠りに帰ってくるぐらいの事であるから
寂しがり屋の女性や、
自分に注目してほしい女性は
まず、息子には愛想を尽かすだろう、、、

草のように、
凛として、
マイペースの
天与の気品のある女性が

息子を好きになってくださって、
鍋釜背負って、
惚れてくれる以外には

考え付かないのです。

医師というだけで、
お金持ち、
セレブ

風評被害の中で、
実際の、姿を見て、
たまたま、職業が、医師という
その他は、
中流のサラリーマンであることを
理解してくださる女性!

草のように、
ご自分で、輝く命の光をまとい
ご自分の生命力で、子供を育て、
息子の存在だけで、
風雪台風の屋根と思って、
それだけで満足して、食事を作り
掃除洗濯を、健康維持のフィットネスと
割り切って、ご自分の花を
天に向かって咲かせる、、「草」のごとく

強い女性が
向く子を好きになってくれることを

世界中から、探しています。

生きているうちに
孫の顔を見せてくださるあなた1

メール、、お待ちしています。

息子には内緒です。

kikokikokiko.noriko@yafoo.co.jp