花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

日本のお正月

2016-01-18 00:40:28 | Weblog


お正月は、謹んで皇室のTVの番組を拝見しています。

日本人が、自分は日本人だと認識するのは
皇室のTV番組や、
両陛下の記事が、
掲載された新聞に接するときです。

昭和天皇陛下の玉音放送にひれ伏した敗戦の日から70年

原子爆弾という科学兵器で
人間が元素に還るという

戦争が生んだ「あってはならないこと」に

即座に終戦の玉音放送が流れ

日本は廃墟になるのを避けることが出来た終戦!

2発も原子爆弾を落としたアメリカも

陛下と逢われたマッカ―サーも

陛下の神々しい出逢ったことのない紳士の中の紳士に
きっと、日本人が、皇室なくしては日本ではありえない
理屈を超えた、天からのメッセージを感じたに違いありません。

今日のTV番組を拝見していて、

国民とともに、寄り添って生きてくださる両陛下の

今日までのご苦労は、私のような者には

自分でも訳の分からない、涙が出てしまいます。

日本は、ここまで復興しながらも、

大自然の試練の津波も、地震も、厳しいものがあります。

激動の大戦後の時代に

美智子様のような、女性が皇室に嫁がれ

皇太子様の笑顔が見られたテニスコートが

新しい時代の日本を導いて行った頃

親王様がお生まれになり、国民は喜びに沸きました。

過ぎし日の想いでは

皇室の、今の時代の眞子様の笑顔のように、
お美しい美智子様とともに
心豊かに、復興に頑張ってきた70年だったと思います。

やはり、日本人は、皇室とともにあるから
日本人なのだと

今日はつくづく畏敬れ多くも
両陛下の鎮魂の旅の御努力に

忘れたはずの
戦後の、団塊の世代の誕生に
希望を託した昭和25年前後の事を
思い出しました。

疎開先の父の診療所には
傷痍軍人が、手足を無くしても

義足や、義手で頑張っていた時代の事を
涙で振り返りました。

日本は、、、よくぞ、、、ここまで復活できたと、

国民とともに
皇室は、国民代表の美智子様と

ややもすれば、くじけそうになる
私たちに、元気と、光を届けてくれていたと

ふと、、お年を召された両陛下のお姿に

深く深く、言葉にならない

万感の想いで

ご自愛くださいますようにと

ご健康を祈りました。

両陛下のお姿は、世界への

平和の祈りと受け止めました。

戦争を知らない若者は
どのように、うけとめただろうか?

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放送が終わって、しばらくたってから、
ふと、自分に戻りました。

美しい自然豊かなカルチャーの大切さを
孫子にも伝え

戦争のない世界を、祈らずにはいられません。

シヴィライゼイション、、、
両刃の剣の科学!


科学が
破壊に向かう使い方をされたときは
がん細胞のごとく
地球という母体を破壊してゆく。

みずみずしい地球の
美しさも
かぐわしい香りも
おいしい空気も

一瞬で「元素」になり
放射崩壊のエネルギーは
地球ごと壊してしまい
「復興」と言う言葉さえ
光の粒子となって
宇宙のかなたに飛び去ることを

原子爆弾を体験した日本が
世界の国に知ってもらう事が大切だと思いました。

日本の体験を、
地球平和に向けるように
祈っています。

昭和天皇が、
耐えがたきを耐えられた終戦の
玉音放送を振り返るとき

核戦争の永遠の終戦を
伝えられたことを、
肝に銘じております。

私は70歳を超えています。

若者たちに、希望を託します。