結婚以来50年近く、
ゴールデンウィークは
主人は家で仕事を決め込んで
TVのスポーツや、ニュースに
びっくりしています。
今は、ガンガンTVの音です。
地震のニュースが入るたびに
ため息をつく。
近くの公園の桜や
農林試験場の桜並木が
ゴールデンウイークには
散歩道です。
桜には癒されます。
咲くも桜
散るも桜
美しい春が
北海道にも、やってきます。
束の間の花のいざないに
50年近く、自宅のゴールデンウィークを
楽しみました。
予算0円の
花の舞台に誘われています。
私は毎年の事ですが、
雪囲いの竹をはづし、
病葉をビニール袋に満載し、
町内会の、草木収集に備えます。
昔、漢方の放送を聴くために買った短波ラジオが
豆だこのできる私のゴールデンウィークの
耳友達です。
紫つつじが、咲き始め、
パシ!とはじくような勢いで
新芽がママ―僕だよーって
走り寄ってくるような勢いです。
いくつになっても、
命あるものの世話をすることが
ときめきの若返りの力を
いただけます。
紅しだれもみじ、あおしだれもみじは
雪囲いを丹念にしたこともあり、
丁寧に、ひもを解きほぐすと
幹のあちこちから、
新芽がわき出てきています。
流れる滝のように
紅葉と、緑のもみじ葉を見せてくれるから、
一枝一枝、、、こんにちわ!
今年も、頑張ってね!
話しかけてしまう。
おにぎりと、野菜の煮物を鍋一杯
メロンパンや、フランスパン
串団子に、伊右衛門さんと 生茶と、お^いおちゃ
テーブルには、一日分の食料積み上げて
ご主人様は家内
私はお庭で
ゴールデンウィークは
仕事に首までつかる日が始まった。
九州には、痴呆で入院したという
義妹が、音沙汰なしの頼りである。
返事がないのがわかっていても、
心配で、心配で、地震は大丈夫なのかと
メールも、電話も、一方通行である。
幸せな、何一つ心配のない
名家に嫁いだ義妹が
子育ても終わり
おっとりと、押し花絵を楽しんでいた。
作品は
ルーブル美術館に展示されたと、
喜んでポスターを送ってくれていたのに、、、
教室の主宰をやめて、、、数年しかたっていないような
そのような気がしているのに
痴呆の認識が危うい状態で
大事をとって入院しているという。
どんな、便りを送っても、返事は来ない。
70歳半ばになると、何が起きるかわからない。
今年も、雪に閉ざされていた庭木を
開放してあげれただけでも
私のゴールデンウイークは
感謝しなくてはと思っている。
九州には
主人の病院からも、
救急隊が、九州に派遣された。
二次災害に逢わないように
祈りながら
地震がおさまることを、
天に祈っています。
想定外と言う、、、言葉は、、、
もう、、勘弁してほしい。
何事も、変化のない、無事な一日が
幸せであるように
祈りつつ、、、
地震のニュースがラジオから
容赦なく震度4を伝えてくる。
どうか、、、天気だけでも、、、
神様、守ってください。
多くの命を。