花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

深きは,、、声なし、、、

2021-10-30 03:42:21 | Weblog

真夜中の3時、、、私は砂漠を旅している。

 

          真夜中のNHKという、、、魔法の絨毯に乗って

 

             砂漠の風が描いた波模様を横切る虫の足跡が

                    命の描いた、、、一本の線!

          砂漠は、、、生きているのだった。

 

               

     コロナの勢いが、選挙を邪魔しないでほしいと願いながら

         ふと、、、この2年間の孤独と

                心の中を  

                 嵐が通り抜けて

                   真夜中の砂漠に居るような静けさだ、、、!

 

               

 

       月の砂漠を

           はるばると

               旅の

                 ラクダは、、、

                   行きました。

 

        金と ̄~~^銀との~~^鞍~置いて

                

                       旅のラクダは往きました。

 

     77才、、、選挙に行くべきか、、、、、。

       人生のオアシスを求めて、、、旅をして来た私。

 

         昭和という戦乱の時代に

           右も左も、、、貧乏な人たちばかりの

               戦争無一文からの復興の時代だった。

 

              ひたすら生き延びるために生きた

                  父母の、、、心の砂漠が、、、今なら、、、

               私にも見える。

      金と、銀との,、、鞍に乗って

                オアシスが有ると信じて、

                   砂漠の旅をして来たのかもしれない。

 

 

          砂漠の昼は、、、熱砂の照り返し!

                     あれは。。。

               青春時代だったのかもしれない。

 

             結婚という ラクダに乗って、

                     真昼の砂漠の熱砂の中を

                        子育てという、、、シルクを乗せて

             西に向かって  シルクロードを歩き続けた。

          やがて

             日没の約束された西に向かって、、、

                   太陽の熱砂から

                     星空の砂漠の中で

                        ラクダに寄り添って

                    束の間の、やすらぎを

                        求めたのかもしれない

 

           砂漠の日暮れは 

               明日を信じなければ、、、、

                 寒さは骨までしみてくる。

 

         故郷からの出発はフタコブラクダで

                  居睡りしても落っこちはしないだろうと

               精いっぱいの刺繍を施した,、、

                    心の祈りが織りあげた、布で

         

               結婚というラクダの友を  

             覆い守る、、、自己満足な砂漠の雅。

                 

 

         シルクロード

              (子育て)の旅は、、、

                 しなやかな

                  孤独な砂漠

 

        それでも「砂漠」は生きている!!

 

          若き日に観た、、、

          「砂漠は生きている!」

           砂の波。

 

            金色の波、

 

              真っ暗な砂漠の夜明け!!!

 

          

                 

         夜の砂漠は,、、厳寒の、、、月の砂漠、、、

        眠っては,、、、いけない!

            疎開という,文化からの砂漠は

              天の与えた「太陽が眩しすぎる!」

 

           天然の強烈な熱砂の砂漠を

             ラクダは往く。。。西に向かって、、、

          月の砂漠は美しくて孤独

            ラクダは砂に座って動かない

               寝ているのか?、、、起きているのか?

 

              砂漠の中の一本の木の下で

                 13本の弦のある

                    バイオリンの元祖の楽器を奏でる

                      男が居た。

 

              心の琴線が,、、共鳴して

                   深い眠りの世界の幕を開ける。

                 ラクダの温もりの中で、、、眼を閉じる。

 

            砂漠を横切る、、、虫の

                 ちいさな足跡の 引いた線!、、、、、

                    線が一本!

 

                  風の通る道に、虫の命の惹いた線が

                          砂漠を横切る

 

                     起きてはいけない結界。

           体温を守るのがせいいぱいの、、、、

       低体温の長い夜。

                

                

        朝は何処から来るのだろう>

         あの山も、、、

           この山も。。。。

             砂の海原で

               求める心が描いた山川湖、、、

             咽喉が乾いた、、、一滴の夜露が欲しい。

 

            手探りも出来ない闇の砂漠。

 

               隣りに居るはずの相棒のラクダの姿も見えない、、、

                  

 

      砂漠の夜は  一人ぼっち。

         

                 

    自分の体温のあた高さだけが、、、命の鼓動

               朝を待つ眠り。

 

        砂漠の夜明けは 七色!

 

          冷え切った夜の砂漠は

              夜明けの太陽が

               砂の地平線で氷りついた空気を蒼緑に分光する。

            TVは逃さなかった、

            砂漠の日の出の熱砂となる瞬間の

                  空気の凝縮する密度の層を

               太陽の朝焼けが、、、空気のプリズムで

             七入りに分光する一瞬を

                 カメラがとらえて、、、放映した。

 

            一瞬、、蒼緑に代わった朝焼けは

              空気を圧縮したお布団をかけていたのだね、、、(^-^

           私って、、、感情がすぐに現実を観てしまう科学の子、、、

            もっと、、神の世界の物語にしたかった、、、。

          空気が温度によって密度がちがうから

              屈折率の違いで

                空のレンズが分光してしまうなんて

                  気が付かないで,、、

             不思議な絨毯の上で

                  酔いしれたまま

                   太古のバイオリンの音に溺れていたかった。

 

      さ、、、さ。。理性が戻って来た。

         圧縮された空気の層が

              朝の光でぬくもって来た砂の氷を溶かし始める

            空気の層が

           真っ青な地平線を、朱く燃やし始めて

         砂漠の夜明けがやって来た。

 

      砂漠の朝は、、、七色に分光された光の心の目覚め!

       何て、、、美しいのだ!!

        光の夜明けは 七色に分光されたプリズム

              

 

          砂漠の虫が、、、七色のクワガタだったら、、、

                    夢から覚めなかったかもしれない。

 

             NHKのナレーターは

                 嘘は言わない

                   マックロな画面の虫は

               「砂漠のフンコロガシだ。」。。と!

             大写しになったのは、、、こんなきれいなクワガタではなかった。

        77歳の婆ちゃんの日記には

               孫子が可愛がっていた、、、

                   幼虫から木のクズの中で孵ったという

               虹色クワガタが

                  砂漠の風の描いた波を横切って

                砂のサーフィンの足跡で描いた横線だと

              婆ちゃんの世界の砂漠には、、、夢を書いておこう!!。

           婆ちゃん野日記の中だけでも

         砂漠の虫が、、、虹色なのである。

                  

            人生は、、、孤独な、、、シルクロードのラクダの旅

  人間も、、虫たちも、、、七色に耀きながら

        東西合流した文化に出逢ってゆくだろう、

 

      二つ、、並んで歩き続けるラクダの旅は

           いつしか「一つ瘤のラクダ」に、、、変身していた。

 

       ラクダにかけた手製の、、、

           あの、大切な、、心の刺繍の布でつくった、、、   

             ラクダのショールは

               一つ瘤のラクダが、、、落としてしまった。

                 たった一つの瘤は

 

        私が居眠りしている間に

           瘤から滑り落ちてしまった。

 

 

      砂が隠した、、、

           あの、、

            愛しい手製の刺繍の布は、、、

 

                 初恋の布だったのかもしれない、、、。

 

            

                 砂漠の夜と  

                   砂漠の夜明けの砂の上で

                      いつしか、七色の夜明けに魅せられて

                  魔法の絨毯になって、

                空高く、高く。。。思い出を乗せたまま、、、

             月の砂漠に飛んでゆくのだろう

 

          

 

       月の砂漠を、、、はるばると、、、

          旅のラクダは往きました

            金と銀との鞍おいて

               旅のラクダは、、、、ゆき~~~ました。

                   

                NHK,,,深夜TV,,を観ながら、、、寝ぼけ日記でした。

 

 


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