花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

椿三十郎、、、と、、、山本周五郎

2021-03-30 04:17:01 | Weblog

 

 

山本周五郎の作品は味が有るので、大好きです。

椿三十郎は、三船敏郎と、確か?山田五十鈴かしらね?

武士の時代の剣に生きる三十郎と

おっとりと、しっかりと、、、時代を生きる女性が

まるで椿の花のように思えたものです。

本日の三十郎は、息子世代の人気者の俳優さんと女優さん。

とっても面白かったし、、、楽しかったけれど

山本周五郎の独特の時代が伝わってくるというより

劇画のような面白さであり、

若さがはじける、色男ばかりで、、、

三船敏郎の「椿三十郎」とは。視点が違う面白さだった。

山本周五郎の、、、形にも、画面にも出せない人間三十郎が

伝わってくるのは、、、三船敏郎の作品の方だとおもった。

今回の三十郎の面白さは,、、あぶないでか、、、、

若者に受けそうな、切れの快活さが、在ったが

76歳の婆ちゃんには、、、周五郎の時代が伝わってくるのは

人物の動き、いでたち、表情、、、で

真っ赤な椿が大量に流れてくる、、、同じ場所、、、なのに

時代が人間が、、、周五郎を感じさせるのは三船三十郎だと思った。

元来、、、面白いのは、今回の方かもしれないが

感じる物の在るのが、、、三船三十郎だった。

76歳の婆ちゃんの、オリジナルな感想なので、

自分の為の日記メモなので、、、百人百様の思いで観るといいね!


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