山本周五郎の作品は味が有るので、大好きです。
椿三十郎は、三船敏郎と、確か?山田五十鈴かしらね?
武士の時代の剣に生きる三十郎と
おっとりと、しっかりと、、、時代を生きる女性が
まるで椿の花のように思えたものです。
本日の三十郎は、息子世代の人気者の俳優さんと女優さん。
とっても面白かったし、、、楽しかったけれど
山本周五郎の独特の時代が伝わってくるというより
劇画のような面白さであり、
若さがはじける、色男ばかりで、、、
三船敏郎の「椿三十郎」とは。視点が違う面白さだった。
山本周五郎の、、、形にも、画面にも出せない人間三十郎が
伝わってくるのは、、、三船敏郎の作品の方だとおもった。
今回の三十郎の面白さは,、、あぶないでか、、、、
若者に受けそうな、切れの快活さが、在ったが
76歳の婆ちゃんには、、、周五郎の時代が伝わってくるのは
人物の動き、いでたち、表情、、、で
真っ赤な椿が大量に流れてくる、、、同じ場所、、、なのに
時代が人間が、、、周五郎を感じさせるのは三船三十郎だと思った。
元来、、、面白いのは、今回の方かもしれないが
感じる物の在るのが、、、三船三十郎だった。
76歳の婆ちゃんの、オリジナルな感想なので、
自分の為の日記メモなので、、、百人百様の思いで観るといいね!