京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

門前町不動産ルネッサンスが必要・・・

2009年11月12日 | Weblog
京都不動産コンサルタントのブログ

灯台もと暗し、
これを地で行くのが東本願寺「枳穀邸」と
西本願寺「飛雲閣」です。

どちらも有名な施設ですが、
西本願寺は世界遺産ということでもあり
また、飛雲閣は聚楽第の遺構だという
プラスのイメージがあります。

しかし、枳穀邸はというと、
東本願寺にあっても飛び地で、
その昔不動産ディベロッパーに抵当権の執行
問題で事件になったことが記憶に残っています。

今回どちらも拝観し、
現存する建物とその空間的背景には
先人の英知が想像され、
説明する言葉を見失うくらいでした。

それだけに、
近年多くなりつつある宗教法人の破綻や
所有史蹟の抵当権実行という不名誉な事態は残念ですね。

せめて名勝史蹟を抱える宗教法人の資金調達は、
それなりの手法や安全性を担保できるように
文化庁あたりが手を打つ必要があるように思います。

先般の大津の円満院は競売執行されたようです。

要は、一時期盛んに指摘された病院経営、
宗教法人にも経営的センスが必要だ
ということですね。
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/京都不動産コンサル研究所


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