先日の日経ニュースメールを見て一言。
ここへ来てやっと「家を現金化、リバースモーゲージが急増」、
だという記事です。
この手法は、元々高齢者の生活補助の為に、
2000年初頭より本格的に制度設計されてきたものです。
ここへきて、やっと、
と申し上げるのには2つの理由があります。
一つは、
金融機関の貸出先の多様化が、やっと、
進んだのか、という点。
2点目。
高齢者の80%は持家だという統計もあります。
しかしながら、資産はあってもキャッシュがないという
方が多いのも事実です。
やっと、ご自分の行く末や資産の行く末をお考えになりだしたのか、
という高齢者の方のプラスマインドという点。
この2点が旨くマッチングしたということが
この記事にある現象に繋がった、
ということでしょう。
そして、その要因でもある時代背景もあります。
それは不動産市況の持ち直しです。
これが両者に良い影響を与えていることは間違いありませんね。
リバースモーゲージも長い目で見た
不動産の流動化に繋がります。
ここで、
この不動産の流動化という意味では同じ方向性でもある
都心回帰について述べる予定でしたが、
長くなりますのでこちらは次回お話ししましょう。
※ウィキペディアでリバースモーゲージを見て
気になった言葉があります。
それは「最終は競売」「今後の市場成長も期待されない」との言葉です。