京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

マンションってどれくらい住めるの?③

2015年05月28日 | 不動産と経済

一応、マンションってどれくらい住めるの②の続き物です。

区分マンションの土地所有権は敷地権割合又は
土地持分から成り立っています。

大方、分母が数十万で分子が専有面積を4桁の数字に
置き換えたものとなっています。
この分子の数字が多ければ多いほど、
そして分母の数字が小さいほど価値があるということです。

例えば、
ファミリーマンション3LDKの専有面積が70.01㎡で
分母が任意の数字で100000とすると、
100000分の7001となります。

このマンションの土地面積が333.33㎡だったとすると、
333.33㎡×7001/100000≒23.33㎡
となりこの区分マンション1部屋の土地持分は
約23.33㎡となります。

この数字はこのマンションを取り壊した場合の
この1部屋の理論的な持分価値となります。
この数字は大きければ大きいほど良いのでしょうが、
あくまで相対的なものと考えるべきものと私は思っています。

例えば、
同じような比較対象マンションを見つけ、
又は複数の購入候補があればそれとの比較ですね。

しかし、絶対的な評価をすることもあります。

長くなりましたので、

続きは次回で述べます。

 

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