一応、マンションってどれくらい住めるの②の続き物です。
区分マンションの土地所有権は敷地権割合又は
土地持分から成り立っています。
大方、分母が数十万で分子が専有面積を4桁の数字に
置き換えたものとなっています。
この分子の数字が多ければ多いほど、
そして分母の数字が小さいほど価値があるということです。
例えば、
ファミリーマンション3LDKの専有面積が70.01㎡で
分母が任意の数字で100000とすると、
100000分の7001となります。
このマンションの土地面積が333.33㎡だったとすると、
333.33㎡×7001/100000≒23.33㎡
となりこの区分マンション1部屋の土地持分は
約23.33㎡となります。
この数字はこのマンションを取り壊した場合の
この1部屋の理論的な持分価値となります。
この数字は大きければ大きいほど良いのでしょうが、
あくまで相対的なものと考えるべきものと私は思っています。
例えば、
同じような比較対象マンションを見つけ、
又は複数の購入候補があればそれとの比較ですね。
しかし、絶対的な評価をすることもあります。
長くなりましたので、
続きは次回で述べます。