近年、消費者センターや無料相談センターに
持ち込まれる苦情・相談の内容が「こまかく」なっているといいます。
私が相談に乗っているネット上でも、
少し前までなら「そんなことは言わなくても常識、当たり前のこと」
で済ませていたことが、今はそうはいきません。(iДi)
良い意味でも悪い意味でも均質化から多様性、
そして個性の時代へと社会は変遷してきています。
考え方視点重点は千差万別です。
そのような社会環境の変化の中で、
不動産に関する質問を大別すると「契約の解除」と「瑕疵担保責任」
に集約されます。
そしてそれは詰まるところ重要事項説明書いわゆる
「重説」に行き着きます。
問題は重説で記載されていても、また、
不動産業者が買主に充分説明したとしても、
買主・購入者が理解しているかどうかは又別の話です。
言った言わないというよりも購入者が理解しているかどうか
が近年の争点なのです。
そこまで重要事項説明の説明責任が問われてます。