京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

容積率等検査済のこと

2019年03月11日 | 融資のこと
関西そして京都に於いても
検査済証のある不動産(戸建て)は少ないのが現状である。

一説によれば、検査済証がない物件は6~7割程度にも上る、
とも言われている。

その物件購入には殆どのケースで
金融機関のお世話になるが、
そこは金融機関も心得たもので
少々のことなら見てみぬ振りをする。

主に容積オーバーというものである。

と言うのも、逃げ道は、色々あってケースバイケースであるが、
一つには平成9年の建築基準法改正がある。

当時のことはよく覚えているが、
画期的な法改正だったとの記憶がある。

要は、共用廊下、階段、エントランスホール等
屋内共用部分は容積算定しない、
となったのである。

床面積には計算しても容積には参入しない、
ということ。

現在、市場に出回っている築22年以上の物件で
再度容積計算をしてみれば、
違法建築が適法物件になることもある?

融資金融機関の思えも好くなるはず。
詳細はお尋ねを。
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