京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

土地・家は余っている

2014年08月11日 | 不動産と経済情勢

京都不動産コンサルタントの人口問題ブログ


先般の新聞報道によれば、
昨年平成25年10月時点の全国空き家率が
13.5%になったという。

生産年齢人口の偏在による都市部と農村部の2極分化、
絶対的な人口減少、晩婚化、
挙げれば切がない。

核家族化が空き家率を押し下げているという部分的なことは
散見されるにしても、平成20年調査からは0.4%ダウン
ということは絶対数ではネガティブということでしょう。

不動産屋的見地から見れば、
中古住宅流通を上げればまったく問題ないということになるも、
新築住宅優遇という伝統的施策との絡みがあるようですね。

アメリカ大家さんも遠くUSAから
その部分を憂い指摘されています。

また、
所有者不明の土地も増加しているのだそうですね。
国土面積の8.2%と推計する(東京財団)ところもあります。

最近この種のネガティブな記事が多いと感じるのは私だけ?

特に’11.3.11以降の東日本に多いことは
想像がつきます。が、
日本全国で、分かり易い例が耕作放棄地ですね。

所有権名義変更にも手数料が借ります。
先祖代々からの土地であれ、
名変手数料以下の評価土地は、合理的に考えれば、
所有権放棄地、と考えざるをえないのでしょうか。
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