枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

遠山金四郎

2010年04月06日 | Weblog
 花吹雪、と言えば。名奉行遠山金四郎ですね。私は、西郷輝彦の方の金さんが好きです。もう一つは、りささんの書く『ペンギン奉行』この物語の行く末がわっからない。そこが期待に胸躍らせる。出た途端、次回を待ってるんですが、この雑誌が不定期で、依然として幻故に、読者は翻弄され続けているのです。でも今回は枇杷葉茶を飲み、花芽茶や種茶を飲用された由、きっと期待どおりの出来栄えかと。風邪引くなよ。花粉症はどうなんだ?

 今日まで3連休の日々だった。3月の激務に免じて主任がくださった、ありがたいお休み。しっかり休養させていただきました。反面、明日からの勤務が恐ろしいが・・・。しかし年を重ねると、そんじょそこらの休みでは、体の回復はまま成らぬ。要は、のんびりと趣味に高じているのがいいですね。庭の花木の水遣りや、咲き乱れている花木の様を、携帯に撮って取り込みました。

 やっと温かな季節。と窓を開けたら、運悪く選挙カーの一杯のボリーム。う・うるっさーい!静かな選挙、ってないものだろうか?田舎なので、手を振ったり、笑顔を返そうものなら、最大のボリュームでお礼をのたまう。止めてくれぃ~!!以後黙認する。最近は、期間も時間も短縮されたようで助かっています。それでもやかましいのに替りは無い。投票する人も決めているから、我が家の周辺だけは静かにしてもらいたい。

 枇杷葉の種類。一般的なのが長崎・茂木です。楠=唐枇杷の実生。津雲=茂木×田中。田中=唐枇杷の実生。瑞穂=田中×楠。戸越=茂木×田中。大房=田中×楠 千葉県の主要品種。里見=楠の自然交雑実生。白玉=中国の品種 静岡土肥地方産。長崎早生=九州のハウス用品種。房光=田中×瑞穂。希房=3倍体の種無し 花が咲いてもホルモン剤の力を借りて結実。最近は、これに白茂木が加わっています。

 日本の枇杷は、中国の揚子江を流れてたどり着いた種が、自然に根を下ろしたものらしいのです。瀬戸内海の島々にも、そういった種が流れ着いており、自然に発芽したのが多い。従って、枇杷の実はやや小粒で、時期がこないと甘味が増しません。ほんとうに熟した枇杷の実は甘く、瑞々しいのです。店頭に並ぶ枇杷の実は、そうした時期より少し早めなので、美味しさもちょっと足りません。

 庭での栽培が可能ですから、大きめの鉢を用意して、今夏の枇杷の実を食べた後、種を植えてみてはいかがでしょう。注意事項としては、どんなに大きな鉢でも、種は3個まででにします。何分にも育っていくことを念頭に、たくさんは植えないでください。枇杷葉は生命力の強い木ですから、よほどのことが無い限り、発芽します。問題はその後で、芋虫が好物なので根を食べられないように。

 我が家の花芽。今年はまさに鈴生りでした。自然に任せたので、霜にやられてしまった。今年の12月には霜よけをします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする