枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

常春の国・マリネラ

2011年10月14日 | Weblog

 おたふくが流行っており、これは大人もかかる。お多福がおたふくをすれば、見る影もないが・・・息子は、幼少時になり、パタリロ王子に変身した。ビックリ仰天である。いつもは反抗する息子も、熱の高さにぶっ倒れていた。1週間、可愛そうなほど寝るばかりであった。

 枇杷葉も、常春の国であったなら、どうなのだろうか?花は咲くのか。はたまた結実するのだろうか。矢張り四季がないと、上手く行かないような気もする。味の具合も、はっきりした甘さはなくて、食用には程遠い感じがする。

 イタリアのエトナ山麓に住まう友人が、葡萄園にあると言って送ってくれた枇杷葉は、日本のよりは葉色が薄いそうだ。それに枇杷葉は、薬草に用いることはなく、もっぱら食べる物らしいが、味はどうとも言ってなかった。

 世界のあちこちに点在するようだが、日本ほどには使ってはいない。尤も、中南米が多く、枇杷葉よりも他の薬草が活用しているのかもしれない。原産地の中国を除けば、アジアの地域でも少ないのかも。枇杷葉自体でなく、エキスを使うのかもしれぬ。

 枇杷葉は、お釈迦さまの経典に、『大薬王樹』としてあり、古来3千年の歴史を持つ。お茶で飲むのが通常だが、無痛扇とも云われるのは、痛みを取り去り、気づかない間に治してくれるからだろう。

 Aさんの膝やふくらはぎ、足の指も、枇杷葉温圧療法を施すと、痛みや凝りが消えた。何よりも触っただけで賑やかだったのだが、かなり強く揉んでも声もなく静かである。蒟蒻の威力も凄い。これほどとは思わなかった。

 昨年の、種から発芽させたパンジー。夏の日盛りを群れて咲いている。

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