枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

珈琲が苦い?

2015年09月15日 | Weblog

 以前には、それが珈琲だと思っていた。従って、砂糖を入れるか、ミルクを注いで飲んでいたが、リエさんが連れて行ってくれた喫茶店で、無農薬を知ってからは、あの苦さは何なの?と首を傾げる。以来、サンタさんからの送ってくれるのを愛飲。

 勤務先で、各々好みに応じて淹れているが、粉の量を減らしたり、加減したりで、美味しいと言われている。市販品であるので、メーカーにも因るが、小川珈琲が多い。むろんのこと、ブレンドしてあるので、自分の気が向いたようには、淹れられるの。

 たかが珈琲であり、されど珈琲でもある。まあ、時間的なこともあるが、相手の飲みたい雰囲気を察して、手早く淹れるのが難しい。何回か遣ってみて、その奥義の深いことに想い中る。180gが千円に近いと、流石に味が違う。咽喉越しが清らかね。

 尤も、我が家で飲むのと、勤務先とのははっきり分けている。自分のボランテェアでするのに、投資はできない。自宅ではその時々に応じて、豆を挽いて淹れる。水も自然水なので、軟らかな咽喉越しだ。後口の爽やかさが堪らない。至福の時です。

 リエさん地で淹れてもらったのは、味といい、香りといい、本当に美味しかった。普段は枇杷葉茶だけに、淹れ方のコツを感じてしまった。枇杷葉茶も、種や花芽の香りは、馥郁としていてたまらないものなので、比べるべくもない。紅茶はカメリアが好い。

 日中の汗ばむ気温に、ちょっと気力を失くしかけたが、入浴介助を行う。お湯で丁寧に洗っていても、私の手を触れると、角質が思いの外剥れる。ゆっくりと手の平を当てていくと、今度はそこが温かくなる。もったいないと泣かれてしまった。感謝です。

 自分の持っている力が、効く人と、そうでない人がいるので、触ってみないことには分らない。医者でもないし、資格も無いが出来ることは違う。誰かが歓んでくれれば、由とする。商売にはできないが心は満たされる。両手の中で炎が揺らめいている。

 寒さの残る宇宙に、煌々と輝く月。セレネの美しさを観たようで、白馬に牽かせた馬車を想う。

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