枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

中秋の名月・大潮

2015年09月27日 | Weblog

 満月は明日だが、今晩は中秋の名月。勤務先で、お八つを作り、白玉粉に絹豆腐を混ぜ、少量の水と捏ねた。沸騰した湯に親指大の大きさにしたのを入れ、浮き上がって来たところを掬い水に放つ。黄桃缶をミキサーにかけ、餡にした。

 餡子では月見のイメージにならないので、黄桃を月に見立てた。意外とあっさりして、お替りを言われて、びっくりする。白玉粉2袋、絹豆腐2パック、黄桃2缶で作る。時間は30分位で出来、お八つには十分間に合った。ヘルシーで美味しい。

 帰宅したら、玄関に通草が置いてある。友人が持って来たらしい。とても大きいのが入っており、種を焼酎で洗う。花の匂いが甘いので、果肉も同じだ。人工の味でなく、自然の甘さに舌づつみを打つ。スナック菓子は、どうにも口に出来ぬ。

 健康でいたい想いは、誰しも同じだろう。病院に行って検査をするか、自然療法で体の中から治すか。見た目は不細工でも、無農薬を買おう。味がよければ、口に出来る。自然からの教えを聴いて、おひさまを崇め、月の光に祈るのも大切。

 風に挨拶し、雨に唄う。あらゆる生き物に、心を向けて、人間の愚かしさを恥じよう。何一つとして、自分では作れないことを知ろう。雲の行方を、水の流れと、大地の恵に、感謝して暮そう。神さまの与えてくれることに、心から祈りを捧げよう。

 きらん草の種が、あちこちに飛んだのか、そこら中に生えてきた。夏の日に折れた枇杷葉を挿していたら、付いたようだ。今年は、思いもかけない枇杷葉に、苞が見ている。花芽茶がたくさん採れそうでうれしい。リエさんのは見えない。来年?

 銀木犀の甘い香りが、庭に出ると漂う。金木犀よりはいいが、柊や枇杷葉の、やさしい匂いがいい。スプレーバラが咲き始め、蕎麦の実が熟してきた。枝豆の鞘も膨らんできた。秋ですね。あちこちに出没する、小さな秋に笑顔になれるよ。

 クリスマスローズが、雨上がりにしっとりと咲いている。こんな素敵なドレスなら、舞踏会に行ってみたい。

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