以前には、交通事故が多く見られた狸である。最近は、鹿や猪になってきた。そう言えば、狐を見かけることがなくなった。人間の下手くそな化け方に愛想が尽きたのか、すっかり姿を現さない。新聞の投書にもあったが、絶滅したものか。
冬の間中、手荒れにならずであったのが、指の関節に罅割れができた。塩で擦っているが、何故にこの時期なのか?タオルで拭かなくなったり、コスト削減のため、材質の悪いのに変わったのかもしれない。身体は正直である。痒いです。
自然に添った暮らしをしていると、こういう微妙な変化に反応してくる。最悪、痒くて堪らず、眠れないし、無意識に掻いてしまう。正直に反応しなくてもいいのに、とも思うが身体は、良く知っている。これにドクダミがよく効くので、浸けておく。
家の周りには、薬草がたくさん生えている。農薬をかけないので、世話が大変でもあるが、身近にあるので便利である。人間は、自然からの恩恵を嫌って、化学薬品を買うが、それらは人体にも害なことに気づかない。害虫も増虫もいる。
その自然のバランスを壊し、猿や鹿、猪が増えて困る。と言うが、人間の犯した罪であり、動物が悪いのではない。彼等には、生きていくために餌が必要なのだ。人里であろうが、山であろうが、生きるためには餓えられない。自然の掟だ。
原発をそこら中に造り、生き物の棲める場所を奪い、共存できない世界にしたんです。人間の勝手都合には、地球への思いやりなど、欠片もないのに、人類だけが棲もうとする。そこに戦争を起して、金持ちだけが生き延びようと目論んで。
日本はアメリカのいいなりで、強行に法案を採決する。自由も平等も死んでしまった。これも何処が、民主主義なんだろうか?臭い物には蓋をせよとの、悪の横行となる。愛のある世界などなくなり、地球は滅亡へとひた走る。真夏の階段。
ブルーべりが色づいた。実が眼にいいとのことだが、葉も煎じて飲めるそうだ。枇杷葉と一緒に育つ。