多少の雨はあるものの、このところまとまった量が降らない。従って、鉢物への水遣りが欠かせない。クリスマスローズがしょんぼりしてしまう。まくわ瓜の花が咲き出したので、勤務先の側の、恩師の家から麦わらを分けてもらう。
麦の種ももらっており、今秋には蒔いておこう。収穫が目的ではないが、冬の何も無いのには有難い。然し、麦踏をしないと取れない。加えて、寒さも厳しいのがいいらしく、なまじ暖かいのはひょろひょろになる。感心するばかりだ。
本日のメニューは、炊き込みご飯とあったが、1ヶ月の献立を計画するのも、マンネリ化で厭きてくる帰来がある。かといって、斬新な料理にすれば、高齢者には口に合わない方も多い。少量を小鉢で種類提供できれば一番いいが。
わたくしの遣り方は、家で何回か作ってみて、試行錯誤を重ねた上で、時間や材料を季節の物を出したい。そのためには、新聞も読むし、料理の雑誌も眼を通す。高齢者や、其処においでの方の好みを知って、食べてもらいたい。
然し。勤務先の予算の関係や、調理する者にも依って、味ややり方が微妙に違う。まあ、それはそれで美味しければいい。残されたら、何がいけなかったか反省をしないと、食材がもったいない。介護の仕事にはそういった配慮も。
況してや、介護福祉士ともなれば、細やかな心遣いも大切で、どんな小さなことも気をつけたい。そうして、一人ではなく皆で、取り組んでいけるのが好い。仕事に依っては、小さなことを見落として、大きな事故や病気につながる。
それにも況して、家族の方の面会は、とても重要なことで、会いに来られるのは、自分の存在にも繋がっていく。何を理由に来れないのか、不思議でならない。せめて1ヶ月に1回は訪れてほしい。産み育て、自分の親ではないか。
林檎の木の葉が変になっているのを切ったら、たった1個生っていた実を取ってしまった。林檎の無農薬は難しい。木村秋則さんのご苦労が忍ばれる。何でもそうだが、そういった苦労を乗り越えてこそ、報われるものであろうよ。
月の上弦の姿の美しさに、佇んで観上げる。どの姿もいいが、特にこの形がきれいで、見惚れる・・・