午前中、月初めの塩換えやら、布団干しに精を出し、りささんに送るべく枇杷葉を捥ぐ。暁子さんのにしていおいたのに、初生りの実が重い。程好く熟しているのを箱に入れ、長崎茂木や、白枇杷も詰めて封をする。仔猫を引き取りに出向く。
予め、昼頃と約束していたので、燃料補給し終え愛車に乗せる。帰宅して、入浴させるが、拭き取ったら冷蔵庫の隅に逃げ込む。すばる、と呼んだら耳を欹てるが、知らない場所に脅えてしまう。餌とお茶を用意しておき、その場を離れる。
銀河が来た時には、娘も息子も居り、犬も飼っていたので賑やかであった。此処に来た時、冒険に出かけて、同じ家の造りに帰れなくなった銀河だ。娘を認めると一目散に駆け戻り、にゃあにゃあと訴えていた。すばるは鳴声をあげない。
まあ、最初に風呂に入れられたのだから、驚き慌てて鳴いたが、親や兄弟と離れて、心細いに違いない。時間経てばお腹も空くか。トイレは我慢できるのか心配だ。銀河と違っていきなりの我が家であるから、天地が引っくり返った思いだ。
明日は、娘夫婦との会食があるので、その後連れて来ておこう。留守番を頼むこともあり、慣れておいてほしいのだ。爪とぎとシャンプーを買って来なくては。トイレの砂は銀河のがたくさんあった。シートも使えそうである。天気下り坂かな。
夕方には、知人が子ども達を連れて、枇杷狩りに来るというので、少し残しておいた。上の方に生っているので、脚立が必要。袋掛けをした分は、収穫をするのだが、烏も飛来しているようだ。実に良く知っているものと感心する。利口だね。
沖縄慰霊祭が行われたが、国民のどの位の人数が、危機感を抱いているのだろうか。年数が経てば忘れられる、という問題ではない。戦争の恐ろしさに、人間が人を殺める恐怖を知ってほしい。諍いはしないで、真実の話し合いをして。
昨年の鈴生りの花芽。匂いも素晴しかったが、結実もたくさんで、500近くを袋掛けをした。甘くて美味しい。