枇杷葉の袋掛けもたくさんであったが、袋の分だけ中身があって、丁寧に外していくのも骨が折れる。リエさんのも、3袋残っていたのを捥ぐ。シーちゃんのは、袋を持ったら蟻が這い出し、びっくりした。収穫は1粒限りである。りささんのは萎びていた。
フェンスの側の袋を開けてみれば、未だ青い。粒は大粒で熟れているのもあった。袋毎外したら、青いのも一緒にあった。白枇杷はどれも早過ぎる。長崎茂木にも、枝振りに依って熟れ方は様々である。曇ってきたので、次回は土曜日に。仔猫も来るし。
ガソリンスタンドの事務所で育っており、どことなく影猫のきらいはあるものの、黒なのでもらうようにした。銀河には似ていないので、名前を昴に決める。天気は下り坂のようだが、一向に雨が降らないのだ。仕方なく水遣りをしておく。枇杷の実は甘い。
これまでは、どんな小さな粒も甘くて美味しかったが、今年のは味の無いのも混じっている。塩が足らなかったものか?糠の成分だろうか。宮城谷昌光さんの、風は山河よりの文庫を買う。図書館ではハードカバーを借りる。然し、次第に置き場所が無。
午前中、天気が持ったので、布団干しと洗濯物を広げ、友人の来るのを待った。その間に、枇杷葉の実をせっせと捥いだが、やっと半分の収穫で、疲れてしまった。今回は、佐藤さとるさんのご家族に宛てて贈る。ご仏前にお供えされると聴いている。
桑の実は、黒く熟れて落ちるばかり。甘くて大きくて美味しいのに、衣類に染みると落ちない。用心して口に運ぶが、ヒヤヒヤしながら食べる。ブルーベリーもたくさん熟れるので、取るのに追いつかない。自然からの恵を戴けるのに、何という贅沢なこと。
鶯の爽やかな鳴声が山々に木霊する。時鳥もけたたましく囀り、皐月の空は安泰である。水が無いのは仕方がないが、地方に依っては集中豪雨で、人間の都合に沿わない。龍神さまをお祭りして、奉納舞をしていた時代は、素朴で信心深かったもの。
群れ咲く花芽。半分くらいは採ってお茶にしたが、昨年の花芽はたくさんあって、匂いうが如くであった。