二十四節気 夏至 太陽が王道の、北端を通る日なので、北半球では、一年中で最も昼の長い日で、暑気も厳しくなる。毎年、六月二十一日頃である。タイガースのCDの中に、白夜の騎士、というのがある。花の首飾り同様公募曲らしい。
夏至。白夜である。白馬に跨った王子様が、悲運の姫を助けるべく、宇宙より舞い降りる。天馬ペガサスに乗り、宇宙を飛んでいたペルセウス王子。断崖絶壁に鎖で繋がれた、アンドロメダ姫を見つけ、今にも海獣に呑まれる寸前を助ける。
メズューサの首を掲げて、海獣を石に変えてしまう。そもそもの事の発端は、エチオピア王家の后・カシオペアが、自分と娘の美しさをひけらかしたことに始まる。云わいでもいいのに、海神ポセイドンの娘達にも優ると豪語した。神さん怒る。
海の化け物・フォマルファーストを使って、エチオピア王家の魚ができなくしたり、津波や嵐を引き起こす。国民は堪ったものではない。カシオペア王妃の自慢のために、国が滅びてしまうとばかりに、王宮に押しかけてアンドロメダ姫を生贄。
星座では、秋の星として注目だが、神々の怒りを買ったカシオペア王妃は、天空に巻き上げられたが、水浴びをすることも適わず逆さのままだ。自分の美しさをひけらかすのは、以ての外であり、神さまとは決して比べてはならぬ。教訓です。
エチオピア王家は、ケフェウス王も居るのに、影が薄い存在。妻の自慢を諌めることもできなかったのは気の毒でもある。天馬ペガサスは大きな平行四辺形で、ペルセウス王子は、初秋の宇宙に流星群となって降り注ぐ。アンドロメダ星雲も。
新芽の出た真紅の薔薇が、たくさん咲いている。仔猫の餌や、トイレの用意をするのに、勤務先から寄ったら、ベゴニアが安かった。サルビアも¥70とあって買う。帰宅して早速に鉢に植え替えた。挿し芽でどんどん増えていくが消えるのもある。
枇杷葉の実も、毎日捥いでいるが、未だ枝が撓っている。でも熟れてないから取れない。シーちゃんからもお礼のメールが来ていた。はり灸さんは、引越し中なので、少し後の方がいいようだ。実際、袋掛けを500近くすると、根性と忍耐が要る。
月と金星の輝きに、毎夜見惚れる。自然の移り変わりを知らないと、地震も津波の予測もつかない。