枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

八せん始め、水無月・小潮

2018年07月19日 | Weblog

 災害が起きると、何かのせいにするが、人間が自然を侮った証拠に他ならない。清貧の暮らしをしていると、その日を生きるために、頭も使わねばならず、工夫も必要となって来る。かと言って、全くの自給自足は不可能で、車にも乗らねばという矛盾もある。暑いので、家屋では極力衣類を省く。

 今朝は、暑さに絶えれず起きた。洗濯物があるので、汗の度合いで回す。先日から毛布や綿毛布を洗っており、あっという間に乾く。シーツも剥がして、洗濯機に入れる。今月の水道料を心配しつつ、気温の高い日でないと乾きも悪い。電気代は、扇風機のみだが、意外とかかる。蝋燭にしよう。

 熱中症や脱水症は遠慮したいので、枇杷葉茶を欠かさない。寒中の水も傷まずで、そろそろ使うのもいいか。水遣りも打ち水騒ぎではない。枇杷葉にたっぷり遣っておけば涼しい。と言うか、我慢する。夏だもの。戦国時代の水無月、明智光秀が織田信長を襲った、本能寺の変がある。成る程なあ。

 図書館への返却と、本屋と、すばるの餌を買いに。図書館では、武田美穂さんの絵本と挿絵のある本を借りた。展示してあった、梅パワーのひみつも借る。青空市で、トマト・胡瓜・茄を求め、本屋に注文していた、おおかみとしちひきのこやぎを買うが、おおかみが狼らしくないわ、と店の方が。

 グリム童話。たくさんの教訓に富んだ話がある。でも、喉元過ぎれば熱さ忘れる、のが人間であり、自分の行いを反省せず、他人のせいにする。昨今の殺人も、誰でもよかった。というのに絶句。なんなんだよぉ、と怒りが湧き上がる。死にたけりょ、自分だけで遣ってくれ。巻き添えは御免だ。

 で。そういった内容がふんだんに詰まっている。童話と言えど莫迦にならない。何しろ鋏で狼の腹を切って縫うのだ。石ころを詰めて、泉に落とすのは、明らかに殺人にも。仕返しも、こうなると怖いものだ。母親は、言いつけ・約束を守らなかった子どもを叱らないのも変だ。間抜けな話じゃない。

 赤ずきんも、シンデレラ・灰かぶりも、同様ではないか。親の言いつけも聴かず、むざむざ狼に食べられるのは、お婆さんも間抜けだ。赤ずきんも、寄り道などせずに行けば、森にはどんな危険があるのか、考えられると思うが。可愛い子には旅をさせよ、には世間を知っておく手順が含まれるのだ。

 夏の芥川賞と直木賞が決まった、と発表されていた。件の物件は、余り興味がないので読まないが、選考委員の好みもあるのかしら。然し、他人の文章を拝借するのは如何なものか。以前、同人誌の中に、アシモフのロビィを無断借用した者が居たが、読めば公然と分ることを、何故にするのか?

 すばるの餌とトイレの砂を買い、帰宅する。その後、蒲団を仕舞い、洗濯物も乾いたのから片付け、暑さに閉口しているすばるを抱えて風呂場に。しまったと!油断したすばる。逃げ出そうとして鉢をひっくり返す。洗い終わっていたので、バスタオルに包みこんで、水分を丁寧に拭き取ってやる。

 粗方拭き、首輪もかけて、開放してやる。夕方までには乾くだろう。後始末の方が大変で、枇杷湯を落として洗い、再度湯を溜めて行水をする。さっぱりしたところで着換える。本日の予定は済ませたので、この後は図書館で借りた本を読む。洗濯機も回しているので、干しておかねばならない。

 猿梨。昨年は、3個実が生って食べれた。今年は、花が咲いたが、実は見えない。傍の花は、白いヘリオトロープ。

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