旧暦の皐月時であった災害は、小潮だった。迫りくる台風が、その災害に追い打ちをかけるとなると、今回は望で大潮である。更なる被害の広まる恐れも否めない。水位が上昇して、満潮と重なると、逆らえないし防げない。東京オリンピックで、地震が起き津波が来れば、逃げ場はないのに夏に開催とは。
沖縄に基地を造るのは止めて。アメリカは戦後の混乱に乗じて、政府関係を抱き込んで、理由など説明もしないで、強引に土地を奪った。そのやり方に抗議すれど、投獄するなど、言うに云われぬ無慈悲を繰り返し、足蹴にしてきた。沖縄は、沖縄の人等の地であって、アメリカのものでもなく、況してや。
それなのに、何故?!権力と金で無茶苦茶をする。これが身内感覚ではなく、他国の進出であれば戦争となろう。力が強い者に屈せず、県民の皆が一致団結して訴えることも、現在では不可能に近いが、翁長県知事さんは身を挺してされている。人の命には限りがあるが、不屈の精神での戦いに祈っている。
沖縄の先人に、阿波根昌鴻さんがいることを知った。この方も、沖縄への支配と戦ってきた方だが、それから後に、沖縄が住みよくなったかと問えば悪化の一途だ。権力者は、アメリカの意向で、態度をころころと変え、不利な条件ばかりを翳す。国民を守って、住み良い生活等には、沖縄県民は無関係だ。
報道の中に、全員がそうでない考えを、尤もらしく書かれているが、そりゃそうでしょう、自分が矢面に立って、降り懸かる火の粉を掃うなどしたくもない。何よりも自分の生活が第一で、贅沢ができればいいのだから。オスプレイが永田町に落下したら分る?厭々、直接被害がなければ、嘘八百並べるだけ。
今晩から明日未明にかけて、台風12号が上陸とある。蜂が風の当たらない場所を探していたから、知ってはいたが、逃げる所もない。すばるも居ることでもあるし、神の采配を待つしかない。枇杷葉に感謝と祈りをしておこう。烏が騒がしいので、強風の予想はつく。野に山に祈り、自然に任せることも要。
はり灸さんから、注文していた灸が届く。昨夜は、枇杷葉の焼酎漬けの葉を、腰に当てて寝た。日中は足への枇杷葉温圧療法を施行しつつ、灸を施していた。足の痺れは多少良くなったが、ちょっとした痛みに悲鳴が出る。今は、足に蒟蒻をしている。身体の不調を、こむら返りで予測して、対処していたが。
通勤途上の道端に、卯の花が枝垂れる。小さな白い花の姿が、龍のようにも見えるのだ。